2006-01-01から1ヶ月間の記事一覧

“はちさん“ 丁寧なコメントをありがとうございました。 あぁ“アンチェインさん”も、【若い女性と水夫】をご存じ、なかったんですね。 さて、そうしますと・・・・・・うーん、そういうことだったんですか。←驚きました。しかし、それにしても、沢山の論点が…

【若い女性と水夫】

“はちさん”、そうですか! 【若い女性と水夫】については、“はちさん”は、やったことがありませんか。←とっても良い教材なんです。様々な学びが得られる教材なのです。 プレスタイム社が出した・・・・・今から三十年も前のことでした。『クリエイティブO.…

「若い女性と水夫」というshort storyには、五人の登場人物があります。 そのそれぞれについて、「好感の持てる順からランクをつけましょう」という教材なのです。【価値明確化】の教材ですね。 価値観が問われます。ですから、“はちさん”のコメントにもあり…

コメントが

このところ、おびただしい量のコメントを頂いております。←“おびただしい”と感じております。 様々な論点が詰め込まれておりまして、そのおびただしさに、あたふたしている私がおります。 グループ実習「若い女性と水夫」は、柳原光先生が、ジャイス時代に使…

昨日の「グループ実習をやってみよう会」は、当日の朝に申し込まれた方も含めて、8名の参加者でした。 6時半ピタリに始めますが、8時半に終わったことは、ありません。 昨夜は、九時半まで、皆さん、去りがたい雰囲気でした。 ・・・・・・・・仲良しグル…

今日は【グループ実習をやってみよう会】。 テーマは、コンセンサス実習「若い女性と水夫」 コンセンサス“討議”と言ってしまうと、ディベートと誤解されるので、 コンセンサス“実習”と私は、言っております。 私の知友の○氏は「これは、心理テストでは、あり…

明日は【やってみよう会】

明日は、プレスタイム社で【グループ実習をやってみよう会】です。 昨日は、電話を入れて「参加申込者は何名?ですか」と尋ねてみました。 「今までのところ、ン名ですよ」との回答。←あぁ、それならば。 教材は「若い女性と水夫」 ←原題は、The Girl and Th…

あこがれと尊敬の眼差しを向けられることは、誘惑だ。 その役割期待に応えようとして過剰に反応し、 顔を上げ、胸を張り、 おのれの体の重心を上半身に浮かせ、身の丈に余って、 そのまま、仰向けにひっくり返るだろう。 戦国時代の政僧・安国寺慧恵は、織田…

アイデンティティ・モデルに向けられた、あこがれの表情は、(向けられた側にとっては)、誘惑となるだろう。 その視線を浴びせられて、その表情が、ひたむきに見え、けなげにも感じられるだろう。 親鸞は、おのれが愛執のしがらみに沈没していることを見据…

コンセンサス実習「講演会の企画」の教材作りでは、学生の皆さんに、助力をあおいだ。 その数、延べ、名に及んだ。 誰を学園祭での講演の講師に招くのか。 断トツの一番人気は、会社社長。 そして、お声のかからないのが、教授と僧侶。 この種のコンセンサス…

・・・・・今どきの若者には・・・・・、という年寄り臭い愚痴があるが、 しかし、いかなる時代にあっても、 練達の板前の包丁さばきを見つめる若者の目は、輝いていた。 年季を入れた親方の手練のワザを盗み見る若者の頬は、緊張していた。 修行を重ねた職…

企業社会のなかで、アイデンティティ・モデルとの出会いが、あったんだろうと思います。 この人のように生きたい。自分もあんなふうに、颯爽と仕事をしてみたい。そこに、自分の未来が、ある。 尊敬は、遠ざけますが、あこがれは、一体感を求めます。 自分の…

去る8月19日は、プレスタイムの創業三十周年の祝いでした。 その席上、こういうスピーチがありました。 「私には、2人のメンターがいました。」←あるいは、3人と言ったのかも知れません。 だれそれと、だれそれでした、という、そういうことでした。 私…

企業内教育は、さることながら、 私は、そういう人達に、アイデンティティ・モデルとの出会いを感じます。 就職活動をしていた学生が、内定を得たということは、見れば分かります。 表情が、輝いているのです。自信に満ちた顔なのです。頬の輪郭に、意志が感…

「職業的社会化」とは、 職業人としての力量を身につけていく学習の過程。 人それぞれに、職業人としての技能や知識を使いこなしていくために必要な、 価値観・規範・役割・ノウハウを身につけていく社会化のプロセスのことでしょう。 これは、単なる技能の…

たくましい雄姿見せるかつての学生達との再会。 その、たくましさを支えているのは、それまでに積み重ねてきた実績でしょう。“職業的社会化”のなせるわざでありましょう。

『Creative OD』の第2巻を購入するときには、南青山まで、出かけていきました。 夏の、雲一つない、青空の日でした。(暑かった)という記憶は、残ってはいません。 空が広かった、という記憶があります。 “南青山スカイハイツ”という建物を目当てに歩き…

そうでした。 プレスタイム社は、社業創立三十周年を、この8月 日に祝いました。 創業以来、三十年の歴史を刻んだのです。私も、その祝いの席に連なることができました。 思い起こせば、・・・・・ですから、三十年前のことでした。私が大学に勤務して、最…

然り、私は、“みやーん”さんに言われるまでもなく、世間の荒波にもまれることなしに、浮き世を離れた、安穏な暮らしをしてきたのです。毎月25日には、自分の銀行口座に給与が払い込まれるという恵まれた生活でした。 しかも、それが、なんと、三十年に及ぶ…

一別以来、歳月を経ての再会。 その場面で私は、相手の落ち着き払った堂々たる姿勢を目の前にして、 私の心の中には、一瞬、ひるむものがあります。 昔の記憶を呼び戻して(あいかわらず、ですね。)なんていうセリフの出てきようもないのです。(これが、あ…

この私に、“感懐”があります。 年を経て、卒業生と再会するとき、の私の心境です。 つまり、歳月を経て卒業生と再会するとき、その人を目の前にしながら (この人は、こんなに力のある人だったんだー)という驚きです。 そして、 (私は、この人のどこを見て…

拙著の紹介記事を書いてくれました、IMさんは、 編集者のことについて、言及してくれました。 白石さんのことです。 この人(白石さん)もまた、かつて、鶴川校舎の9号館の五階の教室で私の授業に参加した人でした。 授業を終えて、毎回出席カードを学生…

聞き漏らしてきたのは、 見落としてきたのは、 不問に付してきたのは、 それは、自分の“認知の枠組み”のしからしむるところ。 自分の“自己概念”が、認知のフィルターとなります。 私たちは、相手の話を、話半分に聞き、 相手の欠けている点には目がいき、 何…

IMさんは拙著の紹介記事に、こう書いてくれました。 「しかし、技術的な経験の蓄積は単なる副産物であり、体験学習の本当の目的は「学び力」をつけること」である、と。 えぇ、そうですとも。 覚えることよりも、考える力。 答えることよりも、問う力。 教…

IMさんは、実に核心を衝いた紹介記事を書いてくれました。ありがたいことでした。 しかも、限られた字数制限という制約がありましたでしょうに、にも拘わらず、意を尽くしてくれました。 でも、本人には、言い残したことがあったかもしれません。 今度お目…

続きです。 「体験学習における本当の目的を著者は「自分の自己概念に異質な体験、自己概念に脅威を与える体験を自分の内側に取り入れ、新たな統合を図ること」であり、「学び力をつけること」にあると言明しています。 人は自分(自己概念)を守る為に「異…

拙著を出して、さて、大学新聞の書評欄で、紹介してもらおうと。 評者に、誰をお願いしようか。 (どなたか教員に・・・・)ということよりは、むしろ、院生にお願いできたらと考えておりました。しかも、私の授業を体験している方に。←ということで、I.M…

拙著の書名は、当初の予定では「ファシリテーター塩谷の奮戦記」でした。←プレスタイム社との約束は、そういうことでした。 内容は、体験学習を通しての学生の皆さんと私との“関わり”を描く、というものでした。出会いと別れと、すれ違いとを。そして、それ…

私は、学生時代に、『定本柳田國男集』を仰ぎ見るような思いで見上げたことがありました。 その編集を担当された方に、あの浩瀚な著作集刊行の“プロジェクトX”がどのようであったのかを聞き出したいという思いを私は、長年、温めておりました。 私の知友に、…

「痕跡の残らない仕事」に、編集者の仕事を加えてもいいのではないかなと思います。 もちろん、仕事そのものは残るのですが、その個人名は、残りません。 『定本柳田国男集』の編集者の名前は、この浩瀚な著作集のどこにも、出てきません。ただ、年譜に、柳…