2008-02-01から1ヶ月間の記事一覧

綱引き

新学期の、第一回目の授業は、学生と教師との綱引きの場面です。 学生は、「この先生、どの程度、与しやすいのかな」と試しにかかってきます。 ことさらに( ←ことさらにと、私には、見えます)ものうげな態度で、ヤル気なさそうな顔をしている学生が、いま…

不作法なふるまい。

「授業中に、学生が、不作法なふるまいに及ぶ。 これって、その学生は、私が教師であることを否定しているのです。 これは、私にとって、愉快ではないですね。 ところが、女子学生が、授業中に不作法なふるまいに及ぶ。 これは、 私が教師であることを否定し…

えぇ、「演技ですとも!」

えぇ、“演技”ですとも! そぅなんですよ。演技なんです。 私は、第一回目の授業で、こう言います。「授業中は、お行儀よく。 姿勢を正し、居ずまいをただし、 せいいっぱい、優等生のフリをしていて下さい。 真面目で勉強熱心な学生のフリをしていて下さい。…

合格点が得られるのか?

さて、「新学期の教室では、どんな出来事が起きているのか」でした。 四つの懸念・・・・・であります。 受容懸念は、 ですから、 学生の皆さんの面前で広言したように「甘くて・冷たい」教師であります。 それを相手次第、状況次第で、使い分けております。…

受容懸念

さて、話題は「新学期の教室では、どんな出来事が起きているのか」でした。 オシャベリ学生を追い払って、 私は、ちっとも、受容的では、ありません。 私は、学生の皆さんの面前で、こう広言しております。「私は、勉強熱心な学生には、めちゃくちゃ、甘い教…

コンフロンテーション

そうでした。 私は、教室から、追っ払ってしまったのです。 その時の私のセリフは、こうでした。 「あなたの権利について、説明しておく。 授業料を払ったあなたには、この教室で学ぶ権利がある。 ただし、静穏のうちにだ! 出て行け!」でした。 これは、セ…

おもねり

あぁ、でも、・・・・・ “虫一郎”さんの言われるように、 私に対する、おもねりであったかもしれません。 ヒットラーは、「女は、強い者に服従したがっているんだ」と言いました。 でも、これは、ヒドイ決め付けですね。 強い者に対して、反抗することに喜び…

媚び

さて、ボスに対する媚びでありますかどうか。 その女子学生は、潜り受講の学生でした。 前期の授業のみ、履修して、 そして、 後期の授業には、履修登録は、してありませんでした。 でも、潜りで授業に、出ていたのです。 遠慮がちなふぜいでやってきて、そ…

施錠

授業中の教室を内側から施錠してしまうのは、 法律上は、まずいんだろうなぁー。 何という法律かは、知らないのですが、 つまり、 地震や火災の時は、教室の出入り口は、非常口。 だから、施錠してしまうのは、いけないんだろうな。 その神父の教授が語学の…

奇行・・・・・

“奇説”なんだそうです。 となると・・・・・・・ 私は、授業が始まる前に、教室に入る。 そして、教壇に立って、三々五々、教室に入ってくる学生たちの姿を見回しております。 これは、教師は、学生よりも先に教室に入っていなければならないのです。そして…

「私語の論」

司馬遼太郎の『風塵抄』二 の92に、 「私語の論」というのがある。 曰く、 「私は、講演には原則として出かけない」と。 小学校の恩師に頼まれて大阪の八尾市の成人式に話に行ったとき 「満場、砂塵のように私語がわきあがっていて、壇の下を連絡のために…

「哀れな・・・・・」

「哀れな学生さん」とのこと・・・・・・ さて、哀れなのか。 ご本人にとっては、その方が、良かったでしょう。 さっさと、履修登録を取り消して、他の楽勝科目に鞍替えすれば、それでよいのですから。 私の授業科目は、必修科目ではありません。自由選択科…

儀式の社会的機能。

そうですね、 “虫一郎”さんのご指摘の通り、儀式なんですね。 儀式の機能は、社会的地位の関係の再確認・強化、なんですね。 儀式は、様式化されて繰り返されますが、社会的地位・役割。社会的関係・上下の関係などを確認強化するための最も時間のかからない…

ボス宣言なのです。

今年度の4月には、この場面がありました。 3人連れの女子学生が、私語を始めたのです。 そこで、私は、ごくおだやかに、たしなめました。 まずは、ごく穏やかに。 そして、また、しばらくして、オシャベリが始まったのです。 そこで、私は、台本通りの行動を…

この瞬間を

この瞬間を逃しては、なるものか、 なのです。 私は、迫真の演技でもって、叱責の言葉をあびせるのです。 この気合いに、ためらいや、手加減があっては、なりません。 「叱責の言葉」なのです。

覚悟の履修登録

ということで、私としては、受講者に覚悟を促します。 第一回目の授業でもって、スクリーニングをやってしまいます。 となれば、 2回目の授業は、学生のみなさんにとっては、覚悟の受講、ということなんでしょうが、 でも、 そうでない学生が、第2回目の授業…

覚悟を促す。

第一回目の最初の授業をやって、 この第一回目の授業なんですが、 私は、これを長々とやります。 おそらく、 他の先生方は、第一回目ということで、 授業のご案内をして、 早々に終えているのではないでしょうか。(←調査してみたことは、私には、ありません…

ボス宣言

2回目の授業では、私は、ひそかに期するところがあります。 私は、定刻前に教室に入ります。 そして、定刻前に、私の手製の出席カードを学生の皆さんに配ってしまいます。 そして、始鈴のチャイムが鳴り終わると同時に、教室の教壇脇の出入り口を施錠してし…

私に合わせてください。

第一回目の授業の最初の切り出しは、 「今、どんなお気持ちですか」と発問して、 そして、 無記名アンケート調査、でした。 そして、それを回収して、 公開してしまいます。←わかちあい(share)です。シェアリングですね。 そして、こう言います。 このよう…

話題をもとに、もどして。

さて、話題をもとに、もどそうと思います。 鶴川での最後の授業を終えました。 そして、私の鶴川の研究室の備品は、3月の14日に運送会社が、 梅ヶ丘キャンパスの807号室に、運び込みます。まだ、一ヶ月も先のことです。 授業の最終回は、一年間の授業のまと…

「明るい人」 「暗い人」

明るい人がいて、暗い人がいる、ということではないんだけれども。 人間って、・・・・・・社会関係の総体なんだから、 つまり、 一人一人の人はそれぞれに、様々な人たちとのあいだに、様々な社会関係を取り結んでいて、それらの社会関係を一本のヒモでもっ…

明るくイキイキとしている人の姿を見て、

明るく華やいでいる人をみて、 ・・・・それこそ、上目遣いで見やりながら、 自分がますます、ミジメに思えてくるのでしょうか。 そこで、否定的言辞をはくことになります。 ひがんでいるだけなんですが、でも、自分がひがんでいるなんて思いたくありません…

暗くする人も、いますね。

明るく照らし出す、人がいれば、 その逆に、 暗くする人も、います。 自己評価の低い人です。 自分は、駄目なんだと言い、 それを、世の中のせいにしています。 そして、周りの人を引き下ろします。 他人の失敗に、薄笑いを浮かべます。

肯定的な人生観。

人材派遣会社の人と話しました。 いろいろなことを教えていただきました。 肯定的な人生観持っている人が、求められている・採用されるのだ、ということでした。「この世は、生きるに値いする。 自分は、生きるに値いする値打ちのある人間なんだ」と思ってい…

就職フェア

昨日は、国士舘大学就職フェア、でした。 西新宿の京王プラザホテルのホールを借りて、 合計150社の企業や団体の採用担当者を招いての、学生向けの就職案内。 企業・団体ごとにブースもうけて、そこに、学生を集めての説明会。 盛況でした。 会場に、熱気が…

ワイン

私の新研究室は、八階。末広がりの八、です。 そして、九階も研究室。 最上階の十階が、学生ホール・・・・キャフェテリアです。つまり、学生食堂。 そして、 このガラス張りのホールでの、外界への展望のよろしいこと。 天上の世界です。 そして、このホー…

今は、本は・・・・・・

今は、 自分の読んでいる本は、人目につくようなところには、置きたくありません。 そして、要らない本を置くだけです。 大切な本は、自宅の書庫にこっそりと隠します。「良賈は、深く蔵シテ・・・・」だそうですが、 私の場合は、楽屋を見られたくないだけ…

本は、置きません。

私は、学生時代、先生方の研究室を覗いて、 その書架に、たいしたことのない本が並べられているのみて、 さて、こんなものかと思い、 のちに、あぁ、そうか、要らない本を並べておいたのだと、得心しました。 今、思えば、 当時の私は、自分が読破(←この言葉…

グループ実習ができるように。

20平米を、 できるかぎり、広々と空けておきたいのです。 そして、随時、グループ実習ができますように。 イスと、テーブルのみがあって、 そして、それも、すぐに片隅に、カタ付けられるられるように。 本は、できうるかぎり、置きたくは、ないなぁー。 そ…