2008-01-01から1年間の記事一覧
学生と社会人の違いは? ナンテいうことが、言われるんですが、 その一つは、 「時間にたいするコスト意識の有無」ということなんだろうなぁー。
プレスタイムのセミナーに来られる方に、 「制限時間は、50分です。」というインストラクションをすると、50分で、やりますね。 40分というと、40分で。60分ですと指示すると、60分でやります。 日頃、学生達のグループの中での動きを見なれている私には、 …
ですから、 課題解決実習での 「制限時間の設定」は、 これは、・・・・・・正直申し上げて、至難のワザでありましょう。 グループのメンバーの、課題解決実習にたいする慣熟のていどを見極めなければなりません。←でも、そんなこと、出来るわけもないのです…
自分が作ったオリジナル実習をグループの皆さんにやって頂くときには、それはもぅ、ハラハラドキドキです。 それが、 課題解決実習ですと、(是非とも、正解に辿り着いてほしい。)という気持ちと、 (あっけなく、答えが出てしまったら、ものたりない思いを…
現場適応ショートプログラムの第五回会合が開かれました。 プレスタイム社の主催。 会場は、青○学○会館、でした。 どういう人たちがグループのメンバーとして参加されるのかは、 それは、 ここに具体的に書くわけにはいかないのですが、 ・・・・・・企業の…
今日の授業では、グループ実習【ショーイン精機工業】でした。 教職科目の「社会学原論」の授業です。 この実習は、私のオリジナル教材では、ありません。 『COD』のタングラムです。 タングラムは、・・・・・さらに、ソフィストケートされて、 『CHR…
今日の授業は、 講義「聞く」でした。 このところ、私の授業ではグループ実習を重ねてきましたが、 今日は、久しぶりに“講義”としました。 私が90分間、ひたすらしゃべりまくる授業です。 これをやりますと、 学生の皆さんの「聞く」のスタンスのそれぞれの…
言い訳の動機もさまざま。 グループへの同調・他の皆さんとの距離を埋ずめるための言い訳ってのが、あります。 人前では、絶対に恥をかきたくないという動機があります。 他の人の気持ちを傷つけまいという動機があります。 私は、ちょっと、皆さんとは違う…
言い訳体質、という人もいますが、 でも、 グループが未成熟だから、 (未成熟ってのは)まだまだ、よそゆきの雰囲気だから、 防衛の壁が、とりはらわれていないのです。 そういうときは、言い訳でいいのです。 たっぷりと、言い訳をすればよいのです。 でも…
分かち合いは、ふりかえり用紙に記入したことを、そのまま読み上げるだけでよいのです。 私は、「書き込んだものを、そのまま読み上げるだけで、よろしゅうございます」と言い添えます。 そうしませんと、 他の人の発表を聞きながら、 自分の番が廻ってきた…
“わかちあい”に、強制があっては、なりません。 ふりかえり用紙に書き込んだことをそのまま、読んでいただけば、それでよろしいんですが、 しかし、「この項目については、書き込んだのだけれども、 でも、これは、発表したくないな、という場合は、 『この…
ふりかえり用紙に、早々と書き終える人がいます。 時間をかけて、書き込んでいる人がいます。 いったん書き終えて筆を擱き、 そして、ふたたび、ペンを手にする人がいます。 この場面では、早々に書き終えた人には、待ってもらいます。 待たされている人の顔…
“ふりかえり”に向けてのインストラクションは、 私の言葉遣いは、「ここまでが、グループ体験でした。 では、 その体験を味わいつつ、 自分の心の中には、どのような出来事が起きていたのでしょうか? 自分と、他のメンバーとの間には、どのような出来事が起…
アイスブレーキングで、必ずふりかえりをやっておくことです。 これを、なおざりにしては、いけません。 そうしませんことには、グループ実習が、レクリエーションになってしまうのです。 いえ、そうではなくって、 アイスブレーキングをするまえに、“ふりか…
ラボラトリー体験学習は、 アイスブレーキングから、始まります。 これって、グループ活動に向けてのウォーミングアップです。 学習に向けてのレディネス作りです。 グループ活動の初期に起こる「四つの懸念」を払拭し、 自由にのびのびと行動できる雰囲気作…
現場適応ショートプログラム第三回会合では、 ロールプレイング【社員研修旅行】から、でした。 この実習は・・・・・・ いわば、“釈然としない”体験を味わうことから、始まります。 だから、 “ふりかえり”をせざるを得なくなります。 この「ふりかえかえり…
【営業所長会議Part1】は、簡便な教材で、 【営業所長会議Part2】は、手のこんだものを、とプログラムしたのです。 そして、 【Part1】は、正解のある課題解決実習ですから、制限時間を設定しなければなりません。 この時間設定は・・・・・・・・これは…
第四会合のネライは、チームワーク。 プログラムは、【営業所長会議 Part 1】と 【営業所長会議 Part 2】を、予定しました。 まずは、Part1をやってみる。 そして、 その体験をふまえて、 Part2に挑む、ということにしたのです。 その意図するところは、…
現場適応ショート・プログラムの第4回会合が、 青山学習会館で、実施されました。 この「現場適応ショートプログラム」のネライは、 コミュニケーションの力を身につけよう。 チームワークの茅原を身につけよう。 リーダーシップの力を身につけよう。 そして…
グループ実習【陪審員会議】を 5グループで、やりました。 このグループ実習は、これまでに、全グループが同じ結論を出したことは、なかったですね。 5グループもありますと、3:2に、割れますね。 そして、今日も、 3グループと、2グループに割れて、…
さて、明日は、 グループ実習【陪審員会議】にしよう。 拙著『ファシリテーター塩谷の体験学習・実習編』に収録されている作品です。 でも、 私のオリジナル教材では、ありません。 翻訳です。 しかし、原著のままでは使えませんので、 グループ活動がなりた…
このたびの一連の出来事は、 私にとって、実に“薄気味悪い”ことでした。 それらのなかでも、一番、ぞっとしたのは、 「ガンジーが暗殺されたのも、キング牧師が暗殺されたのも、因果応報だ」という書き込みでした。 よく、まぁ、こんなことが言えるものだと…
仮面舞踏会、というのが、あったそうです。←これは、西洋の方の、ならわしですね。 日本では、 無礼講・・・・・・・・ あぁ、「千葉笑い」ですね。 儀式のあとの、饗宴と言っていいでしょう。 でも、 狂宴ですね。←人類学者が言うところの、オージーです。 …
と、なれぱ、 その「首尾一貫性」は、重荷でありましょう。 ですから、 首尾一貫性から逃れて、 別な人格を演じることは、 ← これは、首尾一貫して担うべき役割(ロール・セット)からの解放でありましょう。
と、いうことは、 私たちには、せつないほどに、 己れの一貫性にたいする強い希求があるということでしょう。 フェスティンガーの「認知的不協和の理論」は、 人間には、「首尾一貫性に対する欲求」がある・・・・という前提からなりたつものでしょう。
“コンパートメンタライゼイション”なんてことを、 社会学者が言います。「区画化」と、訳しましたが・・・・・・・・ つまり、 言わんとしていることは、 ここでの役割と、あそこでの役割に、 一貫性を求めることを、「やぁーめた!」っていうことです。 ・…
対応策なんて、ありません。 捨て鉢になったり、 無感覚になったり、 でも、なかなか、無感覚になることも出来ませんから、 自分の現況の苦しさから目をそむけるために、 他に、強い刺激を求めたり、 何かしら、夢中になれることを求めることになりましょう…
複数の役割を担うことになりますから、 それらの役割が、相互に、矛盾することは、よくあることです。 これは、・・・・・・・せつないですね。 自分が、引き裂かれるような思いに、かられることになります。 それじゃ、 この“役割葛藤”について、 うまい解…
忠ならんと欲すれば、孝ならず。 孝ならんと欲すれば、忠ならず・・・・・です。 主上への忠誠心と、親への孝心とのあいだでの葛藤です。 弁慶は、安宅の関で、義経を打ち据えました。これも、役割葛藤でした。そして、関守の富樫は、義経主従一行を・・・・…
からくも、 己れの、一貫性と統合性とを維持しているのです。 おのれの維持している社会関係のさまざまが、相互に調和しているのならば、 この、一貫性と統合性とを維持するのは、楽なことです。 でも、 そうはいかないのが、この世のならいであります。 相…