2006-02-01から1ヶ月間の記事一覧

Fachmenschen ohne Geist, Genussmenschen ohne Herz. ですね。 この部分をパースンズは、 Specialists without spirit, sensualists without heart. と訳しています。 Herz って、肉体に対応する言葉ですね。 sensualist って、肉体派・快楽主義者っていう…

ウェーバーは、西欧の資本主義社会の勃興と発展を、職業倫理と関連づけて描いたのです。 でも、その資本主義社会を担う人達の行く末については、ウェーバーとしては危惧するところがありました。 その著『プロ倫』の末尾に、こうあります。 「精神のない専門…

マックス・ウェーバーは、『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』で、 西ヨーロッパに、近代産業社会を築きあげた企業家たちの職業倫理について描きました。 土地と労働と資本とを結びつけて新たな富を生み出した職業人たちの姿を。 (あくせく働く…

入試問題というのは、受験者に、百点を取られてしまったら、入試問題として機能しなくなります。 採点結果が、バラついてくれなきゃ、困るのです。 受験者全員に百点を取られてしまったら、あるいは、全員が零点だったら、選別ができなくなります。ほどよく…

今日は、M市での小学校の一室をお借りしての私からのレクチャーでした。 新学期の教室では、どんな出来事が起きるのか、それに私がどう対応しているのかをお話しました。 そして、・・・・・私が学生の皆さんに提供できる話題で、学生が聞き耳を立てる話題…

さて、私は、ルネッサ赤沢でのファシリテーター・セミナーから、戻りました。 大きな荷物を背負って、戻りました。 これから、積み荷を開けて、そして、整理を始めなければなりません。 ファシリテーターについて、しっかりと言語化しなおそうと思いました。…

ルネッサ赤沢・ファシリテーターセミナー 今朝は、ゆっくりと五時に起きました。そして、一仕事。2つの実習教材の作り直しをしていました。 そして、日中は、 こういう話を聞きました。 「柳原光先生は、グループの動きを見ながら、その場で、ふりかえりシ…

ルネッサ赤沢 ファシリテーター・セミナー 私の心構え・留意点・心がけたいこと は、 さて、三点を挙げました。 ■これからの三日間、どのような出来事が、グループの中に、自分の心の中に起きるのか、 しっかりと見届けよう。 ■まずは、自分がどれだけ学び取…

社会関係の総体、としての

人間を「社会関係の総体」としてとらえる視点が、いいなぁーって、思います。 人は、様々な社会関係を営んでいて、その社会関係の網の目の結節点にいるのが、他ならぬ「私」 錯綜し、積み重なる人と人との関わりあいを結びつけて編み上げ、そこに何らかの一…

今日も、旧き・・・・・その方に出会ったのも、三十年以上も前のことですから、 電話有り。 「塩谷さんは、FDについての工夫を積み重ねてこられたのですね。国立大学では、FDということについては、全くやってきませんでした。」とのこと、でした。 そう…

今日もまた、 旧き善き知友から便りアリ。その方の許しを得ることなく、無断ながら勝手に引用です。 曰く 「それにしても大部のご著書、当方の不勉強に恥じ入るばかりです。内容の豊富さと、語りくちに、読んでいますと肉声が聞こえてくる感じです。塩谷先生…

深夜帰宅しました。 旧き善き友から手紙あり。 その人の声音がそのままに伝わってくるような手紙でした。 その方に断り無く、引用です。 「長州君はその後元気にやっていますか」とありました。 そして、 「私の演習のクラスでも、プレスタイムの体験学習資…

さて、今日は、体験学習の集い。 どんな出来事が、私の心の中で起きるのだろうか。 しかも、自分が作った教材なのです。 これは・・・・・・・ わずか3分で、正解が出てしまっては困るなと思いながらも、 答えが出なければ、早く出てほしいなと、ハラハラド…

明日の【やってみよう会】

明日は【やってみよう会】 昨日、事務局から参加希望者数の中間報告がありました。 アイスブレーキング教材を使います。 私は、アイスブレーキングという言い方よりも「ウォーミングアップ」という言い方のほうが、いいなぁー、ナンテ思っております。 これ…

渋沢栄一は、洋行しました。 そのおりに、スエズ運河の掘削工事現場を見たのだそうです。 そして、その事業が、官営事業ではなく、民間資本による事業なのだということを知って、近代社会の何たるかを感得したのだそうです。 作家の星新一のお父さんは、製薬…

そのR社の社長は、ある警備会社の社長ととっても仲良しなんだと聞かされました。 その方も、創業者社長でした。会社を興したというだけではなく、その業界の草分けといいますか、そういう業界を創った人でした。警備会社は、警察がやってくれないような細や…

私が若い頃、つまり、大学院の博士課程に在籍していたころ、私は、R社から仕事を頂いていたわけですが、その頃、私にもR社から手帳が配られました。 大型の、・・・・B5判の能率手帳でした。書店の店頭に年末に並べられる能率手帳ではなく、社員用の特注…

R社での仕事を頂いていた頃、私は、そこで仕事をする人達の中では、最年少でした。 これは、私にとって実に有利なことでした。 誰も私のことを競争相手だなんて思わなかったでしょう。若造でしたから。 私は、その会社の人達からたくさんのことを教わりまし…

私は、若い頃、R社から、社員研修のトレーナーの仕事を頂いて、やっておりました。 このR社での仕事を通じて、私が学んだこと、得たことは、大きかったです。それらは、私のその後における、莫大な資産となりました。これがなかったとしたら、私と体験学習…

私は、会社の社長が偉いということを知らずにいました。 私が小学生のときに、・・・・五年生のときに、「道徳」という授業科目ができました。 修身の復活だなんてことで、日教組の反対がありましたが、文部省は実施しました。 その道徳の授業で、・・・・・…

私が子供のころに読んだ『偉人伝』というのが、ありました。 小学校の四年生・五年生のころだったと思います。 そこに登場するのは、発明家・探検家・学者であり、世のため人のために犠牲を払った人でした。つまり、エジソン・スコット・ノーベルであり、キ…

3月4日が近づいています。

3月4日は、私の三十周年記念です。 まったくのワタクシゴトでして、このブログに書き入れることも、はばかるようなことです。 当日の午後一時から五時まで、何をやろうかと思案中です。 【12人の怒れる男たち】と思いながらも、これをやったことのある人…

ということで、グループ実習【海上遭難】は、専門家を養成するトレーニングの教材には、なりません。サバイバルに関しては、大まかな目安となる知識が得られるだけです。 この【海上遭難】は、翻訳教材でして「アメリカの商船の高級船員たちの出した回答」(…

Ⅱ部での授業は、昼間の授業とは、異なった雰囲気があります。 それについては、拙著『学生と授業をつくる』で、“たまちゃん”“あら”の証言を記録しました。近著では『ファシリテーター塩谷の体験学習』では、「おーい長州」で描きました。“長州”(チョーシュ…

【海上遭難】

今朝七時のニュースは、トップが、紅海でのフェリー沈没、でした。痛ましい出来事が起こりました。 拙著『ファシリテーター塩谷の体験学習』には、【海上遭難】を入れました。 これは、私のオリジナル作品では、ありません。翻訳教材です。 大洋で、遭難した…

【砂漠】

和辻哲郎は、洋行のおりに、砂漠を見ました。見ただけで、そこで暮らしたわけでは、ないでしょう。 その体験に触発されて、それで『風土』を書いたのだろうと思います。 モンスーン地域の民 ←日本人 砂漠の民 そして、牧場の民、であったと思います。 そこか…

【砂漠で遭難したらどうするか】

【砂漠で遭難したらどうするか】は、実に、良い教材だと思います。 これは、☆野先生の作られたものです。(現実におられる方ですから、実名は遠慮して、☆野先生、であります。) 私は、この教材は、毎年、使ってきました。 でも、これは『CHR』には、収録…

私のパソコンの扱いは、月進年歩であります。 はじめは、「プログ」という言葉の意味すら、分かりませんでした。このブログを作って下さった○田さん、◇田さんは、戸惑われたことでしょう。 そして、このたびは、コメントに対応する仕方について、“アンチェイ…