2007-10-01から1ヶ月間の記事一覧

「観」は、科学ではありません。

「観」というのは、科学では、ありません。 ○○観、というのは、おしなべて、そういうことであります。 人生観・価値観・世界観・歴史観・宗教観・自然観、 いずれも、科学では、ありません。 ナントカ感覚なんていう言い方がありますが、それと、たいしてか…

「正しい」

あいかわらず、私の念頭には「正しい」という言葉があります。「正しい」という言葉の意味は、 規範やルールに適ってる。教科書や、マニュアル通りである、ということでしょう。←この説明は、言葉の意味をいっているのであって、 正しいの、内容には、まるで…

では、どちらが?

では、どちらが「正しい」のか? うーん・・・・・ この「正しい」という言葉、なんですが・・・・・ 私は、これを授業のネタに、使うことがあります。 「社会学の授業で」では、ありません。 別な、授業で、教材にするのですが、 さて。 モーセの十戒は、『…

モーセの『十戒』は、

イエス以降、キリスト教の世界では、律法は、停止されていますが、 でも、 モーセの『十戒』は、残りました。 ところが、この『十戒』なんですが、 ローマ・カトリック教会と、 プロテスタントでは、ちがうのです。 ・・・・・・・・・宗派によって、異なる…

普遍的?

普遍的って・・・・・・・・ ひろく、あまねくって、いう事なんだけれども。 普く ← あまねく 遍く ← あまねく 普遍的って、あるんだろうか。 弘法大師が、「遍照金剛」←あまねく照らすダイヤモンド。 天照大神が、 ←あまてらす。 これが、徳川家康になると…

イエス以降、律法は停止、

「イエス以降、律法は停止された」のだと、そう私は、聞かされたことがあります。 ユダヤ教は、律法を説き、 キリスト教は、福音を説くとも。 ユダヤ教徒に、養豚業を営む人はいても、食べる人は、いません。 パウロは「神が創ったもので、穢れたものがあろ…

盗み食い、ではなく。

律法では、 旅人が、街道の脇の他人の葡萄畑に、断りもなく入り込み、そこの葡萄をパクパクと食べることは、許されていました。 でも、その葡萄をポケットにいれて、葡萄畑を出ることは、窃盗罪でした。 イエスと、その一行が、麦穂を取って食べたことは、 …

イナゴ いなご 蝗

その、イナゴでありますが、 種類によって、食べても良いイナゴと、食べてはイケナイ蝗、とがありました、 その、蝗も、同じ種のイナゴであっても、変態前と、変態後とでは、 食べてもよい時季と、食べてはいけない時季、とがあり、 それは、もう、煩雑なも…

なんともまぁー、不自由な

なんともまぁー、不自由なことであります。 がんじがらめ、であります。 でも、それが、律法でした。 イエスの師匠、バプテスマのヨハネは、荒れ地にあって、 イナゴと野蜜を食べていました。 えぇ、イナゴを食べていたのです。 私も、食べます。 私が子供の…

利息

金を貸して、利息を取ることを禁止したら、 銀行業務は、できません。これでは、近代資本主義社会は、成立し得ません。 さて、その大工は、すぐにお金が必要だったのです。 そこに、「その契約書を売ってくれませんか」と言う人が現れたのです。キャッシュで…

律法

『旧約聖書』に定められた律法では、 豚肉は、食べては、なりませんでした。 ですから、フランクフルト・ソーセージは、食べません。 鱗のない魚は、食べては、なりませんでした。 ですから、ウナギの蒲焼きも、ドジョウの柳川鍋も、不可でした。 ウールと、…

きっかけは「遅刻」でした。

学生の遅刻を注意するのって、・・・・・なかなかムズカシイことなんです。 「なんで、私だけ、叱るんだ。他にも、いるじゃないか」 「今まで、見過ごしていたのに、なんで、今日になって叱るんだ」 「先生だって、遅刻するじゃないか」 このあとは、売り言…

これは、学生の場合も同様でしょう。

これは、学生の場合も、同様でしょう。 そして、 教師の側においても、同様でしょう。 双方とも、相手にたいして、慢性的な不満を抱いていたのです。 でも、それは、ストレートに、言葉には、なりません。 きっかけは、 女子学生の「遅刻」でした。 彼女が遅…

不平不満は、

ホーソン工場では、メーヨーの指導のもと、 周到な聴き取り調査が行われました。 労働者の皆さんの意見は、それぞれの感情にもとづいたものでした。 ただし、 従業員の意見の表明は、それらの感情に“カモフラージュ”をかけたものでした。 つまり、聴き取り調…

ホーソン実験の教訓

ヒューマン・リレイションズ研究の嚆矢となったのが、 「ホーソン実験」でした。 照明実験は、失敗だったのです。 でも、その失敗から明らかになったことは、ありました。 という意味では、成功でした。 照明実験のあとで、メイヨーは、ホーソン工場に入った…

女子学生の不作法。

私は、大学の教師を長いこと、しておりますが、 男子学生が、授業中に、不作法な振る舞いにおよぶ。 これって、その学生は、私が教師であることを否定しているのです。 ところが、 女子学生が、授業中にも不作法なフルマイに及ぶ。 これって、 私が、教師で…

きっかけ

学生たちにしてみれば、 「遅刻ナンテことに、いちいち目くじらを立てることじゃないよなぁー」です。 ・・・・・それは、そうでしょう。 でも、その先生、遅刻が“きっかけ”で、プッツンしてしまったのです。←学生の見方からは。 でも、その先生、それまでに…

何があったのでしょう。

とある「男性教師」というのは、 外国人男性、でした。「女子学生は、ジーパンは、いけません」は、表に出たことです。 その前にあった、出来事は、何だったのでしょうか。 これは、記事には、なっていません。 その女子学生が授業に遅れて教室に入ってきた…

女子学生は、ジーパンはいけません。

もう、何年も前のことですが、 新聞に、こんな記事がのりました。 名古屋の短期大学での教室のできごとです。 ジーパンを履いて教室に入ってきた女子学生に対して、 とある男性教師が「女性は、ジーパンを履いてはいけません。」と言い咎めた、というのです…

「律法」では、落ち穂は、

律法では、落ち穂は、拾ってはなりませんでした。 寡婦や孤児のために、残しておかなければなりませんでした。 畑に置き忘れてきた麦の束は、とって返して、もって帰ってきては、なりませんでした。これも、寡婦や孤児の所有に帰するものでしたから。 ですか…

山梨県立美術館で、

山梨県立美術館で、ミレーの作品を実見スル機会を得たことがありました。 そして、 ミレーが、 同じようなテーマで、たくさんの作品を残していたことを知りました。 あの、ミレーの「落ち穂拾い」ですが、 スカート姿の女性が、落ち穂を拾っています。 あの…

11月4日に。

11月4日(日曜日)は、午後一時から夕刻まで、旧・塩谷ゼミの集いです。 塩谷ゼミですから、 ラボラトリー方式による体験学習のグループ実習を行います。 この日は、国士舘大学は、学園祭・・・・・・楓門祭です。 この行事に、便乗して、であります。 今、…

ミレーの名画「落ち穂拾い」

なんで、あれが、名画なんだろう? 中学生のころ、美術の教科書に、この絵が、載っていました。 なんで、こんな絵が、のっているんだろうと思います。 うすぐらい、陰気くさい、印象でした。色彩も、そして、輪郭もはっきりない、・・・・・なんで、こんなも…

「正しい」に、ついて。

話題が、あちこちに飛んでいます。 尻取り話に、なっております。 でも、私の念頭には、 以前の、 ○○県立○○高校の生徒さんからのお尋ねが、ずっと念頭にあります。 最後は、そこに行き着く予定です。そして、私が日頃、やっております「体験学習」に結びつけ…

麦刈り

この男が、子供の頃の話です。 この子の家の 家業は、大工さんでしたが、わずかな麦畑もあって、お母さんがそれを耕していました。 さて、麦が実りました。 麦刈り、です。 一家総出で麦刈りです。この少年も手伝いました。 さて、刈り取った麦の束を運ぶの…

律法

かれこれ、二千年も前のことになります。 アジア大陸の西のはずれ、 ある町の、 街角にあって、 1人の男が、問われて、こう言い返しました。 「律法のために、人間は、あるのか。 人間のために、律法は、あるのか。」と。 そして、 人間のために律法はある…

警察官の仕事は、

警察官の仕事は、市民の生命・財産・安全を守ることです。 そんなことは、当たり前の事です。誰にでもわかっていることです。 しかし、 治安の現場にあって、第一線で仕事をしている警察官がやっていることは、 市民を守るということではなく、 交通法規を守…

現行犯は、

略式起訴、即決裁判、です。 投書の主は、 後日に警察署を訪れ、 「緊急事態を抱えている場合は、先にその用件を済ませ、後日に事務処理が出来る」との、“言質”を得ることができました。 えぇ、“言質”を得たのです。 その用件というのは、緊急事態の用件、で…

交通取り締まりの現場は、

T字路で、曲がるときに、ご自分は、止めた「つもり」でした。 でも、 「交通違反しましたね」と、咎められたのです。 どんな現場、だったのでしょうか。 「バイクの若い警察官」とのことでした。 これって、 T字路を曲がって、その先に、パトカーが、あるい…

どなたの言い分が

実は、この私に、「どなたの言い分が正しかったのか?」という問いかけは、ないのです。・・・・・・これは、ないんですねぇー。 仮に、そういうことをあえて問うとしても、その前に、どういう事実があったのかを丁寧にたどることです。 ムダのない文章だな…