2005-12-01から1ヶ月間の記事一覧

風に、 暖風と、寒風とが、あります。 そして、追い風と、向かい風とが、あると思います。 △▲さんの作られた短詩に、 ・・・・・・・マラソンを走っていて、折り返し点を通過して、 そのとたんに全身に向かい風を感じた。 そのとき、初めて、それまでの往路…

ファシリテーターは、風。 姿が見えては、いけないのでしょう。 とすれば、「ファシリテーター塩谷」とは、←・・・・矛盾であります。 なんとも、厚かましいこと、しきりであります。 おしつけがましいことであります。 さて、これは、どういうものか。 えぇ…

柳原光先生は、ファシリテーターの役割を説明するときに、よく「北風と太陽」の例を喩えに出されました。 その柳原先生に師事された○○さんは、 私に、ひっそりとつぶやくように、こう言われました。 「私は、風です。グループのメンバーの皆さんにとって、良…

M氏が、この6月にリタイアされました。○○印刷という会社に長く勤務しておられた校正マンでした。そして、沖縄の○○島に隠棲されたとのことでした。私は『紀要』の編集担当者として、この方とのおつきあいは長いのですが、M氏の校正のワザは、実に精巧で、…

さて、昨日は南青山は、表参道まで出向きましたが、来年の「やってみよう会」のプログラムを作って下さいと言われました。これは、作らねば、ならず。 ところで、毎回の「やってみよう会」では、そのようなものを作るのですが、 その動機は、 体験学習のグル…

今日は、先日の「やってみよう会」の資料を南青山に出向いて届けました。 年内中に、参加者の皆様のもとに届きますようにと。 電子メールで送ればすむことなのですが、このような旧式のことをしております。 その「資料」というのは・・・・・・・ 「やって…

「正義の立場」に立つと、自分が告発者になります。告発者に、なれます。 自分は、手を汚しては、いないのです。ですから、自分が攻撃を受けることなく、 安全地帯に、身をおけるのです。 しかし、グループ実習「究極の選択」は、そうもいきません。 この教…

去る21日は、 コンセンサス実習「The girl and the sailor」と コンセンサス実習「究極の選択」でした。 コンセンサス「討議」、という言い方をしますと、ディベートと誤解される方も、います。勝ち負けを争う討論となってしまいます。 そこで、あえて コ…

「被教育体験のなかで培われた観念」なんて、言ってしまいました。 でも、それを助長してきたのは、私です。 学生の皆さんには、それまでに、「正解のある課題解決実習」を体験していただいてきたのですから。 ですから「正解は」と問う人がいるのは、当然の…

昨日も、同様のことを訊かれました。 「正解は、何ですか」と。 私は、「ありません」と回答しております。 これは、ファシリテーターとしては、 そのお尋ねを、その方に、あるいは、グループに投げ返すべきであったのでしょう。 「あなたは、どう考えておら…

グループ実習「究極の選択」を終えて、 一人の学生から、質問がありました。 「先生、正解は、何ですか?」 その質問をした、その学生の頭の中には「正解」という観念が、ありました。 「“正解”という観念」が。 これまでに、長く学校教育を受けてきて、その…

昨日は、23名の学生の皆さんに、 コンセンサス討議「究極の選択」でした。 このグループ実習は、『COD』の第一巻にある「スリーテン」と同じです。 登場人物が異なるだけです。 ・・・・・・学生の皆さんに、一年間の授業の最後にやっていただく教材、…

体験学習の効果ということでは、 過日の名古屋での「体験学習研究会全国大会」での、水○純○氏と、二○○聡氏の、 「児童生徒の対人関係能力を高め・・・・」という研究発表がありました。 学校教育に体験学習を取り入れての効果について、数字を上げて検証する…

体験学習の効果を問われて、 私は、何のためらいもなく、回答者になりおせております。 これでは、 質疑応答・Q&Aです。 対話になっていません。これって、身の程知らずの驕りですね。

・・・・・・社員研修に体験学習を取り入れたものの、何の効果もなかった・・・・・ という、そういうお声があるのかもしれません。 でも、ひょっとしたら、それって、研修をさせた側の期待スルものが見えてこなかったという、そういう嘆息なのかもしれませ…

昨日の「やってみよう会」のあとで、参加者の方から、問われました。 「体験学習の効果は?」と。 私は、問われ、回答する立場に・・・・・追い込まれました。 ・・・・・・・言語化スルことを・・・・迫られました。 もちろん、体験学習の目指すところは、…

今日は「やってみよう会」でした。 ・・・・・私に、思い違いが、ありました。 多○氏の作られた「9人のポジション」は、多○氏が翻訳されたものだと思っておりましたが、多○氏の著書をこのたび読み返してみたところ、『頭のトレーニング』田中潤司著、からヒ…

今日は、 グループ実習「休暇調整会議パートⅡ」と、 講義 「心をこめて聞く」でした。 「休暇調整会議パートⅡ」での、学生の皆さんの感想については、 これは、世間に向けて“吹聴”したくなるような、そんなステキな反響が、 たくさんありました。

今日も、講義「心をこめて聞く」でした。 ところで、 名古屋での体験学習全国大会で、私が、惜しくも聞くことを逸した報告がありました。他の人の発表と重なっていたので、その会場には行くことができなかったのです。 それは、高校の先生をされている方の発…

今日は、講義「心をこめて聞く」でした。 この教材は、随分と昔から使っている教材で、ぜひとも今回の『ファシリテーター塩谷の体験学習』に入れたかったのですが、そこまでに至りませんでした。 いつか、機会を得て、と思っております。 私にとっては「未完…

多○徹○氏の「9人のポジション」は、氏の著書『社員教育の効果を高めるゲーム・トレーニング』に出ています。これは、アイスブレーキングのためのツールとして紹介されていました。 ・・・・・・翻訳教材だ、なんて言ってしまいましたが、直訳するだけでは、…

来る15日の「やってみよう会」のグループ実習教材は、“野球チームのポジション”です。 これは、昔から使われている教材で、「9人のポジション」と呼ばれている教材と同じです。この「9人のポジション」は、T氏によって作られたものでしょうが、その元は…

自分が作った教材をやってもらう時には、もぅ、ハラハラドキドキでした。 グループのメンバーが、笑いさざめいていれば、 ・・・・・・熱中しているのだろうと即断し、 グループが、しんとして静まりかえっていれば、 ・・・・・・しらけているのかと、心配…

昨日は、グループ実習「講演会の企画」でした。 これは、討議力が問われる教材です。 学生の皆さんが、いったい、どのような論点を出してくるのか。 そして、どのような意見が、印象に残ったのか。 自分にとって、想定外の意見が出てくると印象に残ります。 …

今日も、グループ実習でした。 「講演会の企画」と「休暇調整会議」でした。 ところで、「ファジー云々」の話は、☆野先生が、日本体験学習研究会全国大会のクロージングの場面で語られた言葉でした。 私は、「なるほどな」と思いました。 ・・・・・・核心は…

昨日は、24名・5グループで、実習でした。 グループ実習「休暇調整会議」。 あわせて、「報告書の書き方も、学ぼう」でした。←こちらは、コンテンツ学習。今日も、グループ実習「休暇調整会議」でした。課題解決実習のほとんどが、パズルを原型に作られて…

まだ、私は、余燼さめやらぬ心境です。 心は、火照りのなかにあります。 私には、学生にグループ実習教材を作らせるナンテ、思いもよらぬことでした。 自分にもできないことを、どうして学生に要求できようか。 でも、○氏が私に、サラッと、こう言いました。…

「日本体験学習研究会全国大会」 昨日は、N氏の報告を聞きました。 ○○大学の授業で、その方は、学生の皆さんに、グループでの実習を体験してもらうだけではなく、さらに、学生自身に、実習教材を作って頂いているというのです。 強い衝撃を受けました。 その…

shun氏から、聞きました。 「姉歯事件で、それに関わるいろんな人がしゃべっている場面が、テレビ画面で映しだされているんだけれども、・・・・・・・音声だけ消して、その表情・顔つきだけ見ていると、誰が一番悪党なんだか・・・・・・」見えてくる、って…

グループ実習に「ネライ」と「課題」があります。 「ネライ」は、学習目標。何を学び取るのかという。 そして 「課題」は、達成できても、できなくても、それは、どうでもいいことなのです。 「ネライ」は、グリコのキャラメル・一粒300メートルにありま…