2007-05-01から1ヶ月間の記事一覧
突然、握手を無言でしろ、と言われて、 これは、 “突然に”で、ありましょう。 何の心の準備もなかっでしょうから。 その場面で、自分の心の中には、どのような出来事が起きていたのか。 戸惑ったり、 ためらったり、 それは、まぁ、ぎこちない握手。 つまり…
もう、遠い、昔のこととなりました。 千葉県、安房・岩井の民宿「伝次郎」で、学生たちを集めて、体験学習のグループ実習をやったことがありました。 そこでの出来事は、拙著『学生と授業をつくる−−−今、ここでの体験学習−−−』に描いた通りなのですが、 その…
あぁ、どうも、私が“握手”をめぐって想像することは、まるで、ロマンチックではないですね。 相手の手のひらに、生活臭を感じるだろうなんて。 それどころか、私の発想そのものに、私の生活臭が、滲み出ているということかもしれません。 自民党のある新人タ…
あかの他人と握手をして感じることは、 顔と、手のひらとの、生活感覚との、落差、かもしれぬ。 顔は、化粧が、できます。 手は、・・・・・爪は、これも、きれいに手入れをして、装うことができましょう。 でも、手のひらまではね。 これらは、日頃の生活感…
握手をして感じることは、手のぬくもり、だけなんだろうか。 女性の手は、手のひらの体温は、男性の手よりも冷たいんだ、という説を聞いたことがあります。 だから、歌舞伎役者の女形は、舞台に上がる前に、氷で手のひらを冷たくするんだと。役になりきるた…
握手をして、 さて、そこで、感じたことは、何だったんだろうか。 無差別に、といいますか、無作為に差し出された手と、次々と無言のウチに握手を交わしていく。 そこで、「私の」心の中に起きた出来事は、何だったんだろうか? 相手の手のひらの、ぬくもり…
『新約聖書』に入れられの『福音書』は、ローマでの禁教下に書かれたものでしょう。 ですから、ローマの権力に対する遠慮が、見え隠れします。「悪者に右の頬を打たれたら」というのは、 “悪者”って、ローマ兵のこと。 でも、婉曲な言い方です。 そして、当…
握手は、何のために。 日本人の文化(カルチャー)に、もともと、握手ナンテ、ありませんでした。 和辻哲郎の言う「モンスーン地帯」なのです。 いつも、空気が湿り気を帯びています。 そして、日本人の手のひらには、汗が滲んでいます。 そこで、手のひらを…
「ちょっと時間がかかりましたねえ」 ですか。 これは、体験学習の立場から言わせていただきますと、「大きなお世話だ!」ってことになります。 だって、「時間は、グループのメンバーのもの」なんです。 それを、どう使おうが、こちらの勝手だよって。 アン…
「1月から3月に生まれた人は、無言で一回、握手」「4月から6月に生まれた人は、無言で二回、握手」「7月から9月に生まれた人は・・・」 というリーダーの指示にしたがって、そこに集まった人が、一斉に動く・・・・・・ ということは、何のためにナンダ…
みんながみんな、 誰かの指示にしたがって、いっせいに同じ行動をする。 そこから、グループづくりをスル。 一体感を味わう。 そこに、安心感やら、満たされたものを共有する、ってのは、あると思いますが、 でも、 私の考える「ラボ方式による体験学習」っ…
仮に、ふれあうとしても、何にふれあうのか。 それは、 「異質なものにふれあう」ということなんだろうと思います。 異質なものにふれあうことによって、 自分自身が、際立ってみえてくると思います。 自分とは、異なった考え方や、発想。 自分とは、異なっ…
握手をお互いに「する」のは・・・・・・ じゃなくって、「させる」のは、何のため? ふれあいを求めてのことでしょうか。「ふれあい」を求めることを主眼にするやり方も、 ありましょう。 でも、 私は、違うなぁー。「“ふれあい”は、あるにこしたこと、なし…
自己紹介だなんて、 型通りになるだけ。 自分の番が回ってきたら、さて、何と言おうか。 そんなことが、頭の中にめぐっていて、 他の人の自己紹介なんて、うわの空。 そして、自分の番が終わったら、ホッと安心して。 それじゃ、「無言で握手」のほうが、ま…
ラボ方式による体験学習にも、 「たがいに知り合う」という実習は、あります。 そのための各種の実習はありますし、私もやります。 「皆で握手」「無言で握手」なんてのですが。 これらは、研修の初期段階といいますか、最初にやります。 この種の実習は、「…
そして、「握手」ですか。 えぇ、そういうやり方は、ありますね。 それって、何のタメ、なんでしょうか? 誰のタメ、なんでしょうか? 親しくなるタメ、 仲良くなるタメ、 お互いの緊張を、ときほぐすため、 さて、 何の、タメ、なんだろうか。
ラボ方式による体験学習では、 グループを作ります。 これって、「集団」とは言わずに、「グループ」って言います。←あえて、片仮名言葉にして使います。 学習集団ということで、差別化シテいるのです。 「集中的なグループ」という言い方をする人もいます。…
この「あれれ?」でありますが、 ここで、 アンフリージングが、行われます。 un-freezing です。←解凍、ですね。 これまでのあなたの学習のスタイルは、ここでは、通用しないよ。 あなたの被教育体験は、役に立たないよ、ということを知ってもらうことです…
ラボ方式による体験学習は、 まずは、シングル・サークルからです。 シングル・サークルって、 一つの「輪」です。 車座になって座ります。 これは、 いわゆる「スクール形式」の机と椅子のレイアウトに慣れた人には、 「あれれ?」であります。 そして、そ…
たしかに、「体験学習らしき・・・・」と、感じられたであろうと思います。 そして、“苦沙子さん”は、 最後に、 「体験学習もどき」と。 えぇ、共通点もあるんでしょう。 でも、相違点を一つ一つ、たどってみようと思います。 そうすることによって、 “ラボ…
昨日の、 「ラボラトリー体験学習無料セミナー」は、無事、終了しました。 でも、 これって、 つまり、 「無事終了しました。」っていう言い方をするんですが、 でも、 「体験学習には、何が起きるかわからない」ってのが、体験学習の本質。 それを「無事終…
体験学習無料セミナー 平成19 年5月10 日(木) 於:青山学習会館 主催:(株)プレスタイム 「ラボラトリー方式による体験学習のグループ実習をやってみよう。」1時に始めて、5時には、終了します。 受け付けは、12時すぎから始めております。 2つの実習…
「無料体験学習セミナー」 会場は、青山学習会館。 (株)プレスタイム社の、裏手方向にあります。 1時から5時、まで。 12時すぎから、受け付け、開始。 1時ピタリに始めて、そして、時間延長は、無し。 会場が。5時には、閉鎖されてしまいますので、…
いかにも、もっもらしいリクツ付け、ですけれども、 これって、 自分の体験を、 自分の体験として、うけいれないことですよね。
アイスブレーキングの目的は、 この「言い訳」をしないですむ環境を作り出すことでしょう。 ここでは、何をしても自由だ。責任を問われることは、ありません、という状況を作り出すことでしょう。 のびのびと、ふるまえるグループ作りです。
気づきの反対語は「気づかない」なんだけれども、 あるいは、 無感覚でも、いいんだけれども、「気づき」を阻害する要因は、自己正当化。 だから、「気づき」の反対語は、「自己正当化」 私たちは、日常生活において、当たり前の規範意識に従っています。「…
ラボラトリーって、 文字通り「実験室」です。 実験ってのは、 「所与の条件が、人為的にコントロールされている」っていうことです。「目を閉じてみよう」・・・・・「さて、何が聞こえるのだろうか?」 「耳を塞いでみよう」・・・・・「さて、いつもの光…
プレスタイムの「無料体験学習セミナー」は、 型どおりに、アイスブレーキングから始めるというのが、常道でありましょう。 それじゃ、アイスブレーキングは、何のために。 それは、 「心理的安全地帯であるということを保証する為に」で、ありましょう。 グ…
ネライは、 まずは、 「ラボ方式による体験学習のグループ実習を味わってみよう」です。 その体験から、何が学べるのか。 日常のルーチーン・ワークの生活の場から離れて、 一時的な、仮の空間を設定する。 要するに「文化的な孤島」なのだけれども、 そこで…
Press Timeの“体験学習無料セミナー”は、 何をするのか、 そして、 何をしないのか。 何ができて、 何ができないのか。 そして、 何をしては、いけないのか。 そして、誰の、何のためなのか。 何を求めての、ことなのか。 そのためには、どのような犠牲がと…