2007-01-01から1年間の記事一覧
私が、生まれて初めて「グループ実習」を体験したのは、 昭和49年の5月22日、でした。場所は、裾野市の「富士研修所」でした。 帝人が作った研修所で、それはそれは、お金をかけた立派な研修施設でした。 そこで、初めて「実習・的当て」と書き込まれている…
学生から、 「先生も、そんなところに突っ立っていないで、一緒にこちらに入ったら」と、グループ実習に誘われることがあります。 そうすると、 私は、 入りますね。 学生たちは、グループ実習での、私の動きを見ています。 どんなふう動きをみせるんだろう…
グループワーク・トレーニングをやってこられた方と、私は、グループをご一緒したことがありました。 その方は、開口一番、 「課題は、何だ!」でした。 あぁ、なるほど、そういうことかと、思いました。 達成すべき課題が与えられているんだ、という、 そう…
企業人の全てが、そのような顔をして、 殺気立った雰囲気をかもしだしているわけでも、ありますまい。 私の知友に、銀行マンがいます。「銀行員と一口に言ってもねぇー」 それぞれにそれぞれの顔をしているんですよと。 「でもねぇー、 私なんかは、総務にい…
そういえば・・・・・ 私の授業に出ている学生が、 これは、昼間部の学生なんですが、 夜間部の授業に、もぐることがあります。 その感想です。「夜学の人が、まるで猛獣のように見えました。私は、とって食べられてしまうんではないかって、思いました。」 …
その時の、殺気だってみえた人が、達成意欲の高い人、なのか、どうか。 でも、あの場面では、そのように対応してしまうのでしょう。 職場での日頃のスタイルが、そのまま、剥き出しになったのでしょう。 あるいは、 よその会社の人たちと同席したわけですか…
就職試験のときの、「性格テスト」があります。 そのテストの質問項目に、「うるおいのある生活がしたい」「はりあいのある生活がしたい」の どちらかを選べ、というのがあります。 困った設問です。二択、なんですから。 私は「うるおいと、はりあいのある…
以前、 あれは、プレスタイム社での『CHR』のお披露目のときでしたから、 「以前」と言いましても、何年も前のことになってしまうんですが、 そこに集まっていた人たちと、一緒にグループ実習をやったことがありました。 その時の印象が、私には、忘れら…
この「体験学習無料セミナー」の参加者のみなさんのことで、 いつもながら、思わされることは、 参加者の皆さんの、 グループ実習での、 「課題解決」という点での、鮮やかさであります。 俊にして、敏、と言ったらよいのでしょうか。 実に、無駄なく、ムリ…
プレスタイムの「体験学習無料セミナー」は、無事、終了しました。「無事」ということは、まるで、危険をはらんだことをやっているみたいに・・・・・・・・おもわれてしまうかもしれません。 もちろん、危険なことをしているわけでは、ありません。 ですか…
11月22日、午後一時から、 プレスタイム社の「体験学習・無料セミナー」です。 教材は、【NASA】 月面で遭難したら、どうするか、です。 コンセンサス実習です。 そして、コンセンサス実習として開発された教材としては、 最も古典的な・・・・・ものだ…
さて、9月の20日以来でした。 私がここに書き続けたことのテーマは、ずっと 「正しい」が、テーマでした。 その発端は、○○県立○○高校からのファックスでした。
政治的風刺の、小話のことです。 くすっと、笑えるから楽しいのです。 そして、 その笑いをともに出来る人がいるから、楽しいのです。「戯評」という言葉がありますが、 これは、無責任な揶揄で、よろしいのです。 日本の総理大臣のなかで、 たった1人だけ…
人々にとっては、日頃の鬱憤を晴らすチャンスでした。 そして、 権力者にとっては、苦々しい思いながらも、しかし、真剣に耳を傾けなければならない機会でもありました。 でも、これ毎日やられたら、かなわない。 そこで、関所破りという“微罪”をもって、処…
儀式があって、そして、祝祭があります。 厳粛な結婚式があって、その後に、披露宴があります。 卒業式があって、その後に、謝恩会があります。 打ち上げの、パーティーです。 日本語に「無礼講」なんてのが、ありました。 そこで、饗宴ナラヌ狂宴が、演じら…
人類学者ならば、 「それは、反乱儀礼」だと言うでありましょう。 orgyであります。 これは、饗宴ナラヌ「狂宴」でありましょう。
火付け強盗のたぐいでは、ありませんでした。 門付け万歳といいますか、 各家々の戸口に立っては、 お上の御政道をオモシロ・おかしく、風刺した口上を述べてまわるのです。 それだけです。 それだけなのですが、 男二人は、師匠と弟子の関係で、それで、死…
旅回りの一座が来ようものならば、 本当に、旅の一座なのか、詮議がありまして、それを確かめるために芝居を打たせたのだそうです。 なんのことはない、関所役人たちの日頃の無聊を慰めるためのものでした。 番小屋には、袖がらみや、さすまたが並べ立ててあ…
新聞の始まりは、 “瓦版”でしょう。 瓦版は、 ・・・・・ですから、板版では、ないんです。 瓦版、なんです。 彫り師が、彫ってくれませんから、瓦版、でした。 当時としては、最も、簡易で安価なコピー版でした。 江戸時代に、箱根の関所を抜けて、処罰され…
新聞の記事は、正義の観点から書かれます。 それは、 新聞記事が商品だからです。 この商品の消費者は、政治の権力なんてことからまるで無縁な庶民、だからです。
ですから、 野党の党首は、国会の論戦では、 総理にたいして、正義の立場から、攻めあげます。 でも、 その野党党首は、党内政治においては、 自分のポストを守らなければならないのです。 正義よりも、自分の利害について、考慮せねばならないのです。
「権力に近い人は、政治を利害の観点から見ます。 権力から遠い人は、政治を正義の観点から見ます。」 「 」を付けたのは、 引用だからです。
親は、自分の子供に善悪の規準を教え込まなければならないでしょう。それは、子供は、善悪の規準など、教え込まない限り知らないからであります。 神様は、自分の姿に象って(かたどって)男と女を創ったのだそうです。しかし、その人間に、善悪の規準を教え…
諍いと、正義は、対立スルどころか、 諍いを激化させ、正当化します。 諍いを、調停するどころか、促進してしまうのです。 古代ギリシアの哲学者カタコラズは、 「諸君、正論は、休み休み、言いたまえ」と言いました。 然り、 正論は、休み休み、であります。…
さて、このジョークの「正解は?」なんですが、 それは、まぁ、いいのです。 それに、 著作権のある文章ですから、それは、ここには、書きません。 私が、笑えるのは、 「諍い(いさかい)」と「正義」が、セットになっていることです。 規則と、法律。 意見…
『世界の日本人ジョーク集』という本があります。 書いたのは、早坂隆という人です。 早坂・・・・・・・早道ならば、近道という意味でしょう。時間がかからないという。 早坂は、こちらの方が、時間がかからないよという意味でしょう。でも、それだけに、急…
「観」というのは、科学では、ありません。 ○○観、というのは、おしなべて、そういうことであります。 人生観・価値観・世界観・歴史観・宗教観・自然観、 いずれも、科学では、ありません。 ナントカ感覚なんていう言い方がありますが、それと、たいしてか…
あいかわらず、私の念頭には「正しい」という言葉があります。「正しい」という言葉の意味は、 規範やルールに適ってる。教科書や、マニュアル通りである、ということでしょう。←この説明は、言葉の意味をいっているのであって、 正しいの、内容には、まるで…
では、どちらが「正しい」のか? うーん・・・・・ この「正しい」という言葉、なんですが・・・・・ 私は、これを授業のネタに、使うことがあります。 「社会学の授業で」では、ありません。 別な、授業で、教材にするのですが、 さて。 モーセの十戒は、『…
イエス以降、キリスト教の世界では、律法は、停止されていますが、 でも、 モーセの『十戒』は、残りました。 ところが、この『十戒』なんですが、 ローマ・カトリック教会と、 プロテスタントでは、ちがうのです。 ・・・・・・・・・宗派によって、異なる…