2006-04-01から1ヶ月間の記事一覧

アメリカの小・中学生とて、同じことではないのでしょうか? どうなのでしょう。 照明実験をやった人たちは、このようなことを知らなかったのでしょうか。 聴き取り調査を指導したメーヨーは、こういう教室の現実を知らずに、小・中学生を過ごしてきたのでし…

ホーソーン工場の実験からの教訓の続きです。 しかし、聴き取り調査から得られた知見、というのは、 そんなことは、日本の小・中学生でも知っていることです。 小学生の子供に、立派な勉強机を親が買い与えます。 これで、子供の不満は、減ります。 しかし、…

舌代 私は、毎年、4月の1日には世間の慣わしに従いまして、年中行事のエイプリルフールを祝います。実に、律儀なことであります。 そして、 旧暦の四月一日には、自分のついた嘘の懺悔をしなければならないのです。 今日は、旧暦の四月一日であります。 さて…

ホーソーン実験から得られた教訓というのがありました。 照明実験は、これは結果的には失敗でありましたが、しかし多くの副産物をもたらしました。 つまり、ここから産業におけるヒューマンリレーションズ研究が始まったのですから。 メーヨーは証明実験には…

私の今年度の授業は、第三週目に入っております。 ホーソーン実験の話を紹介しました。 「社会学には、スタンダードな教科書なんて、ないんだ」と言った人がいました。 私も、そう考えます。 でも、どの社会学の講義でも、 集団に言及するとき、ホーソーン実…

第2週目の授業のテーマは、 「第一回目の最初の授業の教室では、どのような出来事が起きていたのでしょうか?」がテーマ、でした。 ■ギッブの「四つの懸念」を説明しました。 このギッブの説を、日本に初めて紹介したのは、柳原光先生でした。 『感受性訓練…

新学期を迎えて

新学期を迎えて、私の授業は、第3週目に入りました。 第1週は、教室のなかに三々五々、集まってきた学生の皆さんに向けて、 「今、ここで、どんなお気持ちでしょうか?」と、発問スル所から始まりました。 そして、手のひらサイズの小さな紙片を、一人一人…

なるほど、そういうことなんだろうと思います。 “はちさん”の言われる通り、 ラボラトリー方式による体験学習を初めて味わっていただくときに、 ファシリテーターが、「課題が達成できても、できなくても、学習効果に有意差は、ありません」なんて、言えない…

でも、『ラボラトリーメソッドによる体験学習について−−−−問題解決実習の完成・未完成がメンバーに与える影響』 と題する研究論文があります。 これは、体験学習における課題解決実習において、課題が達成された場合と、未完に終わった場合とでは、学習の効…

【おもしろ村】

昨日の「グループ実習をやってみよう会」の教材は、 【おもしろ村】でした。 正解のある課題解決実習でした。 情報の正確な伝達と、共有について学ぶコミュニケーション実習であり、 情報の集約について学ぶチームワーク実習でもあると思います。 課題解決実…

【グループ実習をやってみよう会】

今日は、4月20日。 表参道で「グループ実習をやってみよう会」です。 教材は、【おもしろ村】 『クリエイティヴOD』の第Ⅳ巻におさめられている教材です。 ・・・・・・・『CHR』には、再録されていません。 さて、グループの中に、どんな出来事が起…

昨日は、授業を終えて、学生の来訪がありました。 昨日は、新学期の第2週めの授業でした。 去年の受講学生が、教室の片隅に、一人静かに座っていました。 去年の受講者だということは、それは、すぐにわかりました。顔を覚えていましたから。 記憶は、エピ…

えぇ、励ましてあげたいと思います。 でも、励ます、ナンテ、実は、おこがましいことです。 励ます、だなんて、その動機は、 自分が「励ます側」にいて、 相手が「励まされる側」にいるってことを確認スルだけとなります。 自分の優越を確かめているだけです…

希望と、そして、何事かを期待して、大学の門をくぐる若者だけでは、ありますまい。 私は、 失意と敗北感を抱いて、大学にやってきた若者たちをたくさんみてきました。 大学に学ぶことが、自分の未来を約束するものではない、 それどころか、自分の未来の可…

以前、新入社員研修で、トレイナーの仕事をしておりました。 マナー教育をしておりました。 ・・・・・・それが、まぁ、なんと言いますか、つまり、うらぶれた研修所でやっておりますと、・・・・・・これが、なんとも、ちぐはぐでして。 新入社員研修を、き…

ほぅ、・・・・・そうですか。 そんなことが、あったんですか。 私、心が揺さぶられております。 結婚式の、披露宴での出来事でしたか。あぁ、なるほど。 そういうスタッフがおられましたか。 石の森章太郎の『ホテル』ならば、その場面をどのように映像化す…

カタチは、整えることができます。 でも、そこに、心がこもることができるのか。 以前、名古屋での「日本体験学習研究会全国大会」でおめにかかった、あるホテルに勤務する方の言葉です。 「スキルは、教えることは、できます。でも、マインドは、教えること…

私が初めて教鞭を執ることになって以来、 このン十年間、一貫して心がけていたことがあります。 それは、学生に対しては、丁寧語を使う、ということでした。 私は、男子学生に対して、決して「君づけ」は、しません。「さんづけ」であります。 「キミは・・…

ここでまた、新学期の教室に新入生を迎えました。 これを私は、何十年と繰り返してきたのです。 このン十年のあいだに、私の授業のつくり方は、変貌を遂げました。 「変わりました」なんていう言い方よりも、 ちょっと肩に力を入れて「変貌を遂げました」デ…

外国に出かけていって、そこで「日本は神の国」と言った総理大臣がいたそうです。 外国での、そこの日本人会の集いでの発言だった、と報道されていました。 ・・・・・あれは、 「日本は、神々のさきわう国」とでも言えば、聖教分離の原則には、ふれなかった…

内村鑑三の無教会主義は、聖職者の否定でした。 親鸞は、非僧非俗、でした。信仰の道に入るためには、良き導き手が必要ではありますが、しかし、親鸞は、そうした人々を決して自分の弟子であるとはしませんでした。 “同朋”として見ていました。 蓮如の本願寺…

プレスタイムの研修

私の知友、S氏が語ったこと。 この人が、プレスタイム社のセミナーに参加したのは、この人がまだ学生時代のことでしたが、 ← という、ぜいたく(←えぇ、学生のくせに、身分不相応の贅沢でした。)を味わうことの機会にめぐまれた人でしたが、 この人が、そ…

シェアード・リーダーシップ

百姓一揆には、首謀者がいるんだ、というのは、←これって、先入見、かもしれません。 ひょっとして、いなかったんじゃないのか。 江戸時代の百姓一揆には、首謀者が、いたのでしょうか。 百姓一揆を取り締まる行政の側では、その首謀者をひっとらえて処罰し…

傘連判状

高校生のとき、日本史で「傘連判状」というのを教わりました。 赤穂浪士の連判状は、巻紙に書かれていて、 右側から順番に、縦書きで、署名捺印、です。 ところが、「傘連判状」というのは、百姓一揆の連判状ですが、 蛇の目傘を開いたがごとくに、円形に象…

福島県にもまた、独特のローカル・カルチャーがあります。 それは、女子高校のあることです。 女子高校なんて、どこの県にもありますが、ちょっとここは、独特です。女子高校に入るために浪人する生徒がいることなんです。←だ、そうです。 つまり、女子高校…

松○○子さんという学生が、いました。 私は、この人の帰省先住所を諳んじていました。 鶴川校舎で、この人の姿を拝見 ←拝見、であります。 したとき、私のほうから、お声をかけました。 「私、松○○子さんの帰省先の住所を知っているんですよ。福島県○○郡○○村…

福島大学の卒業生の課長率が、高いのです。←というデータを渡辺○郎氏が出したのです。 会津は、薩長の政府によって、賊徒とみなされました。 日新館は、廃絶させられました。 九州にいきますと、○○館高校というのが、あります。 いずれも、旧幕時代の藩校の…

渡辺○郎氏は、“課長率”を算出したのです。 えぇ、課長率であります。 ・・・・・こわもての論客として名高いNK氏は、これを嘲弄しました。そもそも課長率だなんていう発想そのものが、自分には、思い付きようもない。ナンテしみったれた発想かよと。 私は…

不調だった我が家のパソコンが、なんとか、なりました。 システム・エンジニアに来てもらったのです。 渡辺○郎という人が、1979年に、『ダイヤモンド月刊採用情報』に、次のようなデータを出しています。昭和52年に、一部二部上場企業の課長職にあるもの2451…

一昨日あたりから、やっと、書庫の整理に手をつけることが出来るようになりました。 捨てることのできるものは、捨てようと決意しました。 そして、書棚の配置換えです。 なにしろ、わずか2坪の書庫なのです。 うずたかく、つもしあがっていた答案は、別な…