2006-11-01から1ヶ月間の記事一覧

突然の来訪者

授業を終えて、自分の部屋に戻る。 研究室の机の上を平らにして、 さて、六時15分、 そろそろ、帰ろうか。 と、その時。 電話が鳴った。 さて、今時分、何だろうか。 ・・・・・・校門脇の、守衛室からで、あった。 「塩谷先生ですか。○○という卒業生の方…

「本にかこまれた・・・」

本に、囲まれた・・・・・・ それって、 「在庫」でしょ。

アルバイト体験

「バイト体験があります」と言う学生は、います。 でも、それって、 賃金を頂く側の発想で、バイト体験を見ています。 賃金を支払う側の視点、ではありません。 出版社で働きたくて、OB訪問をした女子学生がいました。 「あなたは、なぜ、出版の仕事をした…

学生の視点

学生は、企業人が、企業人として働いている姿を見たことがないのです。 と、言い切ってしまうと 「いいえ、私は、見たことがあります。 今日も通学の途次、電車の運転手さんが電車を運転している姿を見ました。 コンビニでは、店員の人がレジで働いている姿…

企業人の視点

11月22日の記述。 就職センターの課長が「これを大学新聞に載せましょう」と。 えぇ、そうでした。 大学新聞の記事にすることを念頭に、書いた文章でしたから。 お招きした講師の先生が、学生達に向かって「学生と社会人との違い」を強調しておられまし…

11月11日の集いに参加した人から

メールが届いております。 曰く、 「異業種の皆さんとの関係は『あせらず・あわてず・でしゃばらず』でした。 皆さんが、専門的な知識と経験を積んでいるものですから、 合理的な説得力があり、異論を唱えることができないのかもしれません。 (ちゃかす、か…

『国士舘大学教養論集』第60号が出ました。

拙稿「体験学習のためのグループ実習教材の開発 ⑩」 は、 【原文で読む“若い女性と船乗り”】です。 そして、もう一点は、茂○○○美氏との共著で、 「聞き書き『定本柳田国男集』の編集者の回想(3)」です。 昨日は、そのインフォーマントである“元編集者”と…

でもね。

このセミナーに、体を運んでは行かない学生もいるなぁー。 そのなかには、 自分の実力が試される場面に自分の身を運んでいくことに気後れして、 就活を始めない学生も、いるなぁー。 でも、 不安な気持ちを抱え込んでいて、 さて、 どうやって、自分の気持ち…

就職合宿セミナー

就職合宿セミナーを参観して 国士舘大学就職センターが企画実施する「就職合宿セミナー」を参観する機会を得た。 会場は、代々木の“オリンピック記念青少年センター”で、日程は一泊二日。参加学生の数は百名。全員が就職活動を始めたばかりの三年生諸君であ…

就職合宿セミナー

昨日は、 代々木の「国立オリンピック記念青少年総合センター」に行ってきました。 そこで、国士舘大学就職合宿セミナーが開かれていたからです。 20日21日と、一泊二日のセミナーでして、 私は、20日の午後、傍聴に出掛けたのです。オブザーバーです…

その人からのメールです。

「本日はありがとうございました。 残念に思ったのは、先生がディスカッションに参加されなかったことかなぁ〜 今日も“先生”でしたね。 事務局もファシリテーターも全部やられるから仕方ないのでしょうが、 先生にも味わって欲しかったなぁ〜って思った私で…

貢献者は、

かくも分かりやすい説明ができたことを、 あぁ、 ですから、 あの○○さんなら、こともなげにやってしまうのでしょうが、 でも、 それは、そのグループに入った女性の功績であったろうと思います。えぇ「お嬢ちゃん」と呼ばれてしまったその女性の。 あのグル…

【酷寒の雪原に・・・・】

そのグループ実習で、 彼女は、ゲラゲラと笑われてしまったそうです。 「お嬢ちゃん」と言われてしまったそうです。 ・・・・・と言われて、彼女は(私のことを何歳だと思ってんだ!)っていう気持ちになったとのことでした。 でも、 コンセンサス討議を終え…

【酷寒の雪原に遭難したら・・・・】

去る11日の集いでやったグループ実習 【酷寒の雪原に遭難したら・・・・・・】では、 グループ編成は、 男女雇用機会均等法に即して、 そして、 なるべく、知らない人どうしで。←という原則なんですが、 メンバーの一人から、提案があって、 1グループだ…

【グループ実習をやってみよう会】

今日は、表参道で【グループ実習をやってみよう会】でした。 教材は【消防指令室】。 これは、私のオリジナル教材では、ありません。 現職の消防司令補、S氏の作品です。 自分の作品ではないのですが、 さて・・・・・これを味わっていただきながら、 私と…

英和辞典で、reed を引くと、「葦のような人」「弱々しい人」「あてにならない人物」とあります。 でも、『列王記 下』の18の21では、 「折れかけた葦は人の手を差し貫き」、 『イザヤ』の36の6にも、 「折れかけた葦は、人の手を刺し通す」、とあります。 …

「考える葦」

「考える葦」ってのが、私には、不思議でした。 この自然界で、最も弱い「葦」? 私には、葦が、猛々しい植物に思えます。 休耕田をほおっておけば、たちまちにして、一面の葦の原となってしまいます。 水田耕作は、葦との戦いでした。 足利氏の先祖は、葦の…

「地の塩」

「地の塩」という言葉があって、何のことかと思っておりました。 サマーワでは、 土地の平らなところですが、でも、窪みは、あります。 その窪みに、バケツの水をおんまけます。←方言、かな? そうすると、水たまりができます。 その水たまりの水に、地に含…

昨日の集いは、

昨日の集いは、 結局、 男性28名、女性20名、でした。 私をいれると、合計、49人。 どの場面も、実に、印象的な、心に残る、心に響く、 お互いの心に、響き合う場面であったと思います。 まずは、サマーワからの帰国報告に始まったのですが、 良いプレ…

さて、本日は、

私をいれて、44名の集いです。 男性26 女性18 ベビーシッターが、一名。 44名での、ラボ方式による体験学習のグループ実習。 さて、この大人数で・・・・・できますものか、どうか。 私には、230名を対象に、グループ実習をやったことがあります…

社会学の訳語

さて、『広辞苑』には、 社会は、福地櫻痴の造語、とあります。 そして、 社会学という言葉は、外山正一による、とあります。 外山正一説の根拠は、・・・・・・ 出典は、 『教養講座 社会学』有斐閣、でしょう。 この本の初版は、昭和28年4月30日、です。 …

「社会」という翻訳語

「社会」という言葉は、この国に昔からあったわけではありませんでした。 明治の初めのころに、Society という外来の言葉から翻訳されたのです。 この言葉の翻訳には、その時の洋学者たちの頭脳を苦しめることになりました。 いまでこそ、政治・経済・社会、…

愛されたいシンドローム

拙稿「愛されたいシンドローム」の入った本が、本日、発売。 さて、現物にお目にかかっていませんが、 目次は“愛される人”って? 嫌われたくない症候群 大人のセンスとは 成熟した大人とは 偉大な人 アイデンティティー・モデル です。

今月の【やってみよう会】

今月の【グループ実習をやってみよう会】は、グループ実習【消防指令室】をやってみよう、です。 これは、現職の消防士であるS氏が作った教材です。 S氏が消防署の通信指令室に勤務しているときに作った、といいますか、出来上がった作品です。 通信指令室…

11月11日は、

今の段階で、男性23名。女性は、19名。合計42名。 夕刻からの懇親会は、29名。

『広辞苑』

『広辞苑』には、 社会学という訳語は、外山正一による、とありますが、 さて、その典拠であります。 これは、 あることは、あるんですが、 さて、 私のみつけた・・・・・これが、典拠だろうと、 思えるのは、あるんです。 それは、 戦後、まもなく、編まれ…

蘭癖

蘭癖、という言葉が、幕末にあったようです。 らんぺき、です。ことごとく、阿蘭陀ふうのものの言いよう、をします。 陰暦のお正月を祝わずに、太陽暦の正月を祝います。「阿蘭陀正月」です。 これを、洋臭として、いやがる人は、いました。 さてさて、私に…

社会もなければ、個人もなし。

社会学という学問は、社会もなければ、個人もない国に輸入され、翻訳された学問でした。 えぇ、社会もなければ、個人もなかったのです。 福沢諭吉は、society individual の翻訳に苦吟しました。 そして、ソサエチーを、人間交際と訳したりもしました。 「一…

翻訳語

社会科学の概念が、社会思想の概念が、 漢字2文字の組み合わせによる熟語として、新たに日本語に加わりました。 ですから、 ここで私が使っている言葉が、もうすでに、翻訳語、です。 つまり、 「社会」「科学」「概念」「思想」が、“翻訳語”です。 哲学も…

翻訳語

幕末の洋学者たちは、 そう、洋学、でしょう。 その頃は、漢学・国学・蘭学とあって、・・・・・そして、洋学。←英学、でしたが。(あぁ、仏教学が、出てきません) さて、幕末の洋学者たちは、翻訳にあたって、訳語に、当時のこの国にちょうどビタリと符合…