2008-05-01から1ヶ月間の記事一覧

『現場適応ショートプログラム』の勝負どころは、

『現場適応ショート・プログラム』 の、勝負どころは、 ふりかえり、の徹底と、 そして、 体験学習の循環過程を、どう深めるか、でしょう。

『現場適応ショートプログラム実践会』

『現場適応ショートプログラム』の概要が、確定しました。 日程は、これは、もう、決めておかなければ、間に合わなくなります。 10月9日 10月23日 11月6日 11月27日 12月11日 12月18日 木曜日の、午後1時半から4時半まで。 それぞれ、三時間のコースの、全六…

主体的な学習

体験学習は、主体的な学習です。 ですから、 強いられてするようなものでは、ありません。 グループのメンバーは、 自らの意思によって、 体験学習の場から、 静穏のうちに、立ち去る権利があります。 となりますと、 私は、自分の授業に、「体験学習」をと…

依存的 →

依存的 → 主体的 体験学習って、「主体的な」学習です。 教師の評価に、依存しません。 体験学習のファシリテーターは、メンバーの心理的依存の対象になっては、ならないと思います。 心理的依存の対象になるって、 いい気分なのです。 でも、これは、誘惑で…

「それで、いいのよ!」

受容っていうことの、例としては、 内舘牧子の書いた短いエッセイが、あったなぁー。 「それでいいのよ。 あなたは、それでいいのよ。 あなたが、それでいいと思ってやったことなんだから、 あなたは、それでいいのよ。」 原文は、こんなにくどくどと繰り返…

評価的 →

評価的・・・・・・に対しては、 受容的。 どう、説明したら、いいのかなぁー。 「非審判的態度」「非・評価的態度」なんて言うんだけれども。 私たちは、 評価しちゃうんだよなぁー。 値踏みしちゃうんだよなぁー。 ついつい、 張り合ってしまうんだよなぁ…

教師 →

この、→ のさきは、 これは、 ファシリテーター。 体験学習においては、教師に代えて、ファシリテーター。「学習者が、グループから学ぶための便宜をはかる人」のことです。「学習者(グループのメンバー)が、グループから学ぶための条件を整える人」のこと…

競争的 → 協働的

一斉講義方式での学習は、競争的です。 個人間の競争です。 成績争いです。 これにたいして、 体験学習は、協働的であると言えましょう。 それに、 体験学習には、「成績の評定」なんてことは、ないのです。 ラボ方式による体験学習の立場から、 学校教育の…

個人的 → 集団的

一斉講義方式では、個人の学習です。 その学習の成果については、個人の成績として評価されます。 でも、 ラボ方式による体験学習は、 集団での学習です。 集団がなければ、学習が始まりません。 一斉講義方式の授業でも、教室には、大勢の学習者たちがいま…

3月1日の話題に戻ります。

話題が、二転三転しております。 まるで、 尻取り話になっております。 そして、そのときどきの出来事に、言及しております。 3月1日に戻しまして、 3月1日の話題というのは、 一斉講義方式と、体験学習の違い、でした。 だから、 見るは、 → 視る 聞く…

現場適応ショートプログラム

「現場適応ショートプログラム」 職場の一人ひとりが、 コミュニケーション チームワーク リーダーシップ の力を効果的に身につけるための ラボラトリー方式による体験学習のプログラム それぞれの企業の職場の皆さんが集まって、 体験学習による相互研鑽の…

Aは、Bです。Bは、Cです。

それじゃ、 Aは、Cなんだけれども・・・・・ それが、簡単には、 グループのメンバーの全員に、 「それでは、Aは、Cですね。」と、共有されるわけでは、ないのです。 グループの中で、誰かに、頭脳を預けてしまうと、 その人だけが、承知している、とい…

引っ越し蕎麦

さて、 5月10日の集いは、 私の梅ヶ丘校舎の新研究室への「引っ越し祝い」でした。 グループ実習を終えて、 梅ヶ丘校舎の十階のスカイラウンジで、夜景を楽しみながら、みんなで、ワインで乾杯、という計画を立てましたが、 しかし、 10階のスカイラウンジ、…

いやはや、5月10日は、大変でした。

とにかく、私としては、 三つの新作オリジナル実習の試行をしたい。 ということで、 “ネライ”を前もって、提示しなくてはならないのに、 そんな余裕もなく、 「とにかく、やってみてください」でした。 一番大切な“ふりかえり”をやっている時間なぞ、なく。 …

・・・・・・・・の交差点の角に

・・・・の交差点の角に、ナントカがあります。 これは、扱いにくい情報です。 さて、どの角にあるのか。 可能性としては、4ヶ所になります。 さぁ、そうしますと、 地図上に、描き込みにくいのです。 それじゃ、このあたりにあるとして、と、 そこを曖昧に…

・・・・・の前に、あります。

・・・・・・の前にあります、が。 これが、なんとも・・・・・誤解を生みます。 ナントカの前に、カントカが・・・・・・ これが、「ナントカに行く手前に、カントカが」と、変わってしまいます。 自分に与えられた情報の読み手が、 自分が、移動しているの…

東西南北の、伝達が、

東西南北の伝達が、簡単なようでいて、 難しいのです。 グループの全員が、 一つの方向から、見ていると、東西南北は、間違えません。 ところが、 シングル・サークルになって、 お互いに向き合って居る場合、 南北は、間違えないのですが、東西を間違えたり…

Aの南に、Bがあります。

「何とかの南に、カントカが、あります」 というのは、そのままに伝わるのです。 しかし 「ナントカの南に、カントカがあり、さらにその南に、ウントカが」 となると、とたんに伝達が、困難になります。 伝達は、ワンセンテンス・ワンミーニングに、限ります…

【ペンションを探そう】は、

【ペンションを探そう】には、 4月26日にお集まり頂いた学生の皆さんは、苦戦されましたが、 今回の皆さんは、難なく。 ただ、どこで、つまずくのか。 ワンセンテンス・ワンミーニングの情報は、 これは、 正確に伝わるのです。 しかし、 「ワンセンテンス…

そして【出店計画】は、

そして、 【出店計画】は、 これは、 グリッドを使えば、解けてしまうという、 初めて経験する人にとっては、興味深いんですが、 しかし、 すでに、グリッドを知っている人には、退屈な教材です。 だから、 そこに、一工夫をいれてあるのですが、 なにしろ、…

昨日は、3グループで、

昨日は、18人の方にお集まりいただき、新作オリジナル実習の試行でした。 試行してみて、実に、実り豊かでありました。【研修所を探そう】は、 3グループのうち、2グループが正解。 そして、 1グループが、いい線、行きまして 最後のところで、 つまり、…

今日は、新作オリジナル実習の試行、です。

今日は、 午後1時から、 世田谷区役所前の、 柴田会館三階の会議室で、 私の新作オリジナル実習「出店計画」「研修情報を探そう」「ペンションを探そう」の三つの実習の試行です。 さる4月26日にも、学生の皆さんにお集まり頂き、3グループで試行して、「…

五穀を

あれは、孔子が弟子たちをともなって、諸国を遊説中・・・・ つまり、売り込み中、 就活中のできごとであったと思います。 弟子の1人が、道にはぐれてしまったのです。 その弟子が、 たまたま見かけた人に尋ねます。「私の先生は、どこに行ってしまったので…

温故知新は、

温故知新は、 昔のことを知ることの大切さを説く言葉となっておりますが、 でも、 この故事来歴は、 孔子は、 うさんくさく思われていたんですよ。 「あの人の教えている礼楽の作法は、どうも、違うんじゃないのかねぇー。」って。「あいつに、礼法ナンテ教…

問われて

と、問われた弟子は、 ・・・・・・・・と、言いよどみます。 どこの大学も出ておりません。 独学ですと・・・・・・答えにくかったんだろうと思います。

問われたこと。

孔子は、 礼楽の教育コンサルタントを開業していました。 もちろん、当時、同業者といいますか、 競争相手は、いたでありましょう。 そして、 問われていたのです。 「あの先生の教えている礼と楽って、正統なものなのだろうか?」っ て。 あぁ、そうだ。 お…

新作オリジナル実習集の刊行。

今日は、伊豆高原に、(株)プレスタイムの社長を訪ねました。 はるばると、伊豆高原に、 ではなく、 拙宅から、社長のお自宅まで、ほんのわずかな距離なのです。 私自身は、田舎に住んで、都心に通勤するという生活をはじめて三十余年になりますが、 社長の大…

温故知新

温故知新。 古きを温ねて、新しきを知れば、以て師たるべし。 どういう意味なんですかね。 歴史を研究することは、大切だって言うときに、この言葉が引き合いに出されます。 古いことを知ればこそ、新しいことの何たるかが、わかるんだと。 でも、 なんで「…

評価を得られなかったら、

世間の評価を得られなかったら、 こりゃ、誰でも、不機嫌になります。 ムッとします。 それじゃ、どうしたらいいのか。 孔子は、別なところで、こう言ったたと書かれています。「自分の真価が、世間の人に知られていないことを嘆くよりも、 自分が、世間の人…

人、知らずして、

人知らずして、ムツとせず。 世間の人々が、自分の真価を認めてくれなくても、ムッとせず、ですが、 しちゃうと思います。 孔子は、15歳で、学問を志したけれども、 二十代では、自分の思うような就職もなく、賤しい仕事に就いていたよと。 当時は、身分社会…