2010-01-01から1ヶ月間の記事一覧

学びて時に、これを習う

『論語』の冒頭。 「子曰、學而時習之、不亦説乎」←学びて時に之を習う、またよろこばしからずや。と読むのが習わしとなっていますが、 私は、 そうかなぁー?と思っております。いったい、何を学ぶのか、書かれてはいませんが、あまりにも当たり前すぎで、…

もって、師たるべし

温故知新のあとに続く言葉は、「もって、師たるべし」なんです。 おそらく、 この人は、聞かれたんでしょうな。 「なんで、あなたが、礼楽の師匠なんだ。 どーも・・・・・あなたが教えていることは、 ・・・・・チガウんじゃないのかぁー」って。 それで、 …

温故知新

温故知新 これって、 歴史を勉強するときの意義について、 引き合いに出される言葉です。

30歳をすぎても、

30歳をすぎて、 ようやく「身を立て、名をあげ」 どうやら自分の名前も世に知られるようになったかな・・・・・ なんて自負しつつも、 しかし、 心の中では、迷うことが多く、 40代では、身の程知らずの野心をたぎらせ、 しかし、 50を過ぎたころには、 自分…

伝説中の人物を

少年時代の孔子にも、 学問の初歩の手ほどきを受けた師匠は、いたでありましょう。 でも、この人は、そういう直接に教えを受けた人をのけて、 周公という、昔の王様を、心の師として仰ぎます。 歴史上の人物というよりは、 いわば、伝説化された人物を範とし…

二十代のことは、

孔子は、お弟子さんたちのまえで、 自分の若き日々のことについて語ることには、寡黙でした。 イエスは、30を過ぎてから、宣教活動を始めますが、 しかし、 20代の頃、自分が何をしていたのかについて、 自ら語る場面は、どの『福音書』にも、記録されては、…

二十代のころは、

15の春に、 世に出て身を立てるための勉強をはじめたものの、 しかし、 「私は、二十代のころは、自分の思うような就職もなく、 卑賤な仕事をしていたよ」と、述懐しています。 その当時は身分社会でしたから、“卑賤な仕事”という言い方は、ありました。 そ…

独学の人でした。

この人は、 独学の人でした。 でも、 お弟子さんには、めぐまれたようです。 そのお弟子の一人が、ある有力者に、こう言われたのです。「お前んとこの先生のことを、お前サンたちは、立派な先生だとしきりに崇め奉り、もちあげているけれども、その先生は、…

世に出て、身を立てるために

この人は、15の春に、 世に出て身を立てるために、勉強することを決意し、 実行にうつします。 その勉強方法は、どうだったのか。 その当時は、身分社会でした。 そして、 どうやら、筋目の良い先生についた、ということではなかったんだろうと思います。 自…

15歳にして

話題を 年賀状への引用文に戻します。 この人は、15歳のときに、学問を志したと 70を過ぎて、弟子の前で述懐しました。 15の時に、そのような人生の選択をしていなかったとするならば、 この人は、どんな人生を歩んでいたのでしょうか。 これは、・・・・・…

牽強付会と断章取義が、

ということで、 牽強付会と断章取義が、安易にできてしまうのです。←なんとも、軽薄の極みでしょうが。

年賀状に、

年賀状に、『論語』からの引用だなんて、 ペダンティック(←この言い方自体が、ペダンティテックだよなぁー) ・・・・と、言うよりも、 野暮と言うべきでありましょう。 まぁ、愚の骨頂とまでは、言わないまでも。 でも、「知友」への年賀状なんですから、 …

「気持ちが、へこみます。」

私は、ある学生から、 「グループ実習やると、気持ちがへこむんだよなぁー。」と言われたことがあります。 ・・・・・・・・その学生にとって、その実習場面では、そうだったんだろうと思います。 挫折感だけで、終わってしまったら、そういう気持ちだけが、…

無理強い

楽しんでもらいつつも、 あれれれれ? これって、何だったんだろうかって、思えるような体験が良いのでしょう。 ですから、“無理強い”は、禁物です。 はじめから、失敗するであろうような実習をやらせて 「そーら、失敗しただろう」なんてセッキョウを垂れる…

不本意な体験

釈然としない体験なればこそ、 ふりかえりは、深まりましょう。 ならば、 そういう体験を味わっていただけば、よいことです。 でも、 それでは、 グループのメンバーに、不本意な体験を強いることになります。 そして、私たちは、 不本意な体験からは、学べ…

ふりかえり

モヤモヤが残るから、 釈然としない気持ちが残るから、 そこで、 “ふりかえり”の必要性が、生じるのです。 スッキリしないからこそ、 さて、 私の心の中には、どんな出来事が起きていたのだろうか? と、なるのです。 楽しい実習に興じて、 「あぁ、面白かっ…

お楽しみ

「やってみてのお楽しみ」と、書きましたが、 でも、 グループ体験学習の目的は、「楽しむ」ことでは、ないですね。 グループ体験学習は、 まずは、やってみて、 ・・・・・釈然としない ・・・・・腑に落ちない えぇーっ !!!! ← ってなもんで、そして、…

地図を作るグループ実習教材

断片情報から それらを集約して、地図をつくるというグループ実習教材は、 いろいろと、あります。 私が以前、作った【民宿・塩屋を探そう】も、地図作りの教材です。 課題解決のための情報の集約の仕方は、 スタート地点から、たぐっていく。 到達点から、…

今年も仕事を重ねたく

年賀状に、 「今年も仕事を重ねたく」と書いてしまいました。 今年“も”であります。 それじゃ、去年は、仕事を重ねたのか? えぇ、 グループ体験学習の実習教材【七福神】を作りました。 これは、『国士舘大学教養論集』の66号に発表しました。 グループのメ…

頂きました年賀状は、

頂きました年賀状のなかには、「このところ、体験学習ブログが停止したままですね。」と書き添えられたものが、いくつかありました。 そうでした。 はりつめた気持ちでいないと、 書きつなぐことがおろそかになってしまいます。 いったん、手を抜くと、それ…

新しい年を迎えました。

毎年、私が知友に書き送る年賀状の文面は、 年賀状としてはかなりの長文になることが、しはしばなのですが、 今年の年賀状は・・・・・ 一部を削除しての公開、です。 「明けましておめでとうございます。 あたたかなお正月を迎えられたことと思います。」と…