2009-04-01から1ヶ月間の記事一覧

「本以外のなにものをも生まない・・・・」

レヴィンは、 「本以外の何ものも生まない調査研究では、不十分である」としました。 レヴィンは、 アクション・リサーチとは、 1 分析・事実発見・計画・実践・評価などの循環過程であり、 2 調査研究と実務・実践者との協働を必須とし、 3 変革への戦術…

体験学習の循環過程

「体験学習の循環過程」ってのは、 クルト・レヴィン(1890〜〜1947})の「アクション・リサーチ」の考え方からですね。 レヴィンは、小さな集団でのグループのメンバーの活動を観察して、データを集めて分析し、そして、・・・・・・次はこうしようかなぁーと…

柳原先生のこと、

柳原先生のことは、大澤社長からいろいろと聞かされております。「柳原先生はね、ホントは、STなんて、好きじゃなかったんだよ。」とも。 教材・教具のある、構成的なグループ実習のほうが、良かったのでしょう。「柳原先生の作るグループ実習教材は、・・…

『クリエイティブ O.D』vol?

『クリエイティブ O.D.』第一巻の購入が、私はプレスタイム社とのおつきあいの始まりでした。 柳原先生は、こう言っておられました。 「けっして、このマニュアル通りには、使わないで下さい。それぞれの職場のニーズに即して、変形して使って下さい。」…

組織開発

プレスタイム社の事業は、 『クリエイティブ O.D.』第一巻の刊行から始まりました。その前にも、何冊かの本を出版していましたが、この『C.O.D』vol.?の刊行が、嚆矢でしょう。 O.D.って、組織開発・・・・オーガニゼイション・ディベロップメ…

社会変革を指向して。

その当時から、Tグループのトレイナーをしておられて、 今でも、Tグループをやっておられる方がいます。 数年前に、私は、この方にお尋ねしたことがあります。 「長いこと、Tグループをやってこられて、その長い歳月のうちには、色々と考え方の変化もあっ…

エンカウンター・グループの記録映画。

日本で最初に感受性訓練(ST)を取り入れたのは、JICE(立教大学キリスト教教育研究所)であり、そこに拠った柳原光先生でした。 私のST体験は、このジャイスでのトレーニングでした。・・・・・・・・今から、30年も前のことですが。 このジャイスで…

社会変革

ロジャースのエンカウンター・グループは、 カウンセリングの仕事をする人のための自己修養の方法でしょう。 レヴィンが目指したのは、社会変革でした。 社会変革のためのリーダー養成でした。

レヴィニアン

柳原先生が、トレーニングの最中に、こう言われたことがありました。「私の立場は、レヴィニアンです」って。 柳原先生は、カタカナ英語を使わない人でした。 この時も、しっかりと、口と舌の動きを整えての、下唇を噛んでの“V”の発音でした。 ご家庭でも、…

エンカウンター・グループ

エンカウンター・グループと、ラボラトリー体験学習とは、どう違うんですかと、問われたことがあります。(そんなこと、どうだっていいんじゃないですか)って、思ったけれども、「いいえ、帰ってから報告書を作らなければなりませんから」と。 あぁ、そうい…

起源論

こういう説明の仕方は、起源論です。 こんなふうに説明することは、 クルト・レヴィンに淵源を求めて、 今、自分がやっていることに繋げております。 これって、「系譜づくり」ですね。 その意図は、自分の正統性の主張です。 つまりは、自己正当化。 系譜っ…

休憩時間に・・・・

当時のST(感受性訓練)の場面を回顧して、私にこんなことを言ったおられた方がいました。「セッションの場面だと、みんな緊張してしまって黙りこくっている。それが終わって、休憩時間になると、みんな解放されて、のびのびとしていましてね。」って。 そ…

柳原光先生は、

柳原先生は、こう言っておられました。「学生にたいして感受性訓練をやりましたが、学生がセッションの時間が始まっても、その部屋に入ってこないんですよ。 入ってこないで、建物の外を歩いていましたよ。 感受性訓練は、教材や小道具は使わずに、 “今、こ…